同窓会会員の皆様に於かれましては、益々のご清栄にてご活躍のこととお慶び申し上げます。
令和2年度の同窓会理事会において選任をいただき、伊藤清前会長の後任として第2代同窓会会長に就任いたしました1期生の永井秀貴と申します。微力ではありますが、同窓会および四日市大学・暁学園の発展に貢献できればと思っています。よろしくお願いいたします。
ご存知の通り、昨年、新型コロナウイルス感染症の拡大で、大学のみならず社会全体の価値観が見直され、私たちも世の中すべての活動に対する対応に苦慮を重ねたこの1年半でした。皆様も様々なご苦労があったことだと思います。まだまだ安心できる状況ではありませんが、新しい生活様式のもとで一日でも早く平穏な日々が戻れることを願っています。
四日市大学では、岩崎学長のリーダーシップの下でwithコロナの考えに基づいた大学の授業開講を目指し、オンラインと対面を組み合わせたハイブリッド型をうまく活用しています。先生方のご努力と学生の前向きな姿勢により、授業内においてのクラスターも発生しておりません。また、卒業式、入学式などの行事も可能なかぎりソーシャルディスタンス、時間短縮などを配慮し対面での挙行に成功しています。これからもコロナの影響で様々な行動、活動が制限されるとは思いますが、岩崎学長のおことば「明けない夜はない、今は我慢の時である」を胸に乗り切っていけたらと思っています。
同窓会活動では、設立以来30年の歴史から初の総会の中止を決定いたしました。協議事項に関しては理事会で審議し、その結果を決議事項としてホームページで公表させていただいています。同窓会の趣旨である、会員同士の親睦を図り、母校の発展に寄与すると同時に、近年、卒業生に対するホームカミングデーの開催などを行ってきましたが、今の社会状況では開催を断念せざるを得ません。ワクチン接種が進み、平穏な生活に戻れる日がそれほど遠くないと願いつつ、それまで、くれづれもご自愛ください。
また、本学の母体である暁学園は学園創立75周年を迎えます。幾多の苦難を乗り越え、今の学園があるのは理事長をはじめとする先生方皆様のご支援の賜物に他なりません。コロナウイルス感染拡大の懸念から、祝賀パーティなど記念事業の開催を延期していますが、同窓会としましても引き続き応援していきたいと思います。
コロナウイルスの拡大が1日でも早く収束し、会員の皆様と再開できることを願っています。
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