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着任のご挨拶

友原 嘉彦講師
 

 今年(2012年)の4月に本学部の講師として着任いたしました友原嘉彦です。教員の中では若手(9月現在、31歳)ですが、これからこの地域と共に成長させていただこうと思っております。よろしくお願いいたします(専門や経歴など詳細は「教員紹介」のページをご覧ください)。

 さて、すでに四日市市内はもちろん、近隣の市町へも足を延ばし、さまざまな場所を訪問させていただいております。私も四日市に来る前は教科書で習った「四日市ぜんそく」くらいの知識しかありませんでしたが、公害対策がなされて久しい現在、四日市はすごく住みやすい街だと思っています。
 マンションの自室からも望める伊勢湾沿岸の工業地帯は朝昼は力強く、躍動感が感じられますが、夜は神秘的に美しく、ロマンチックで、産業観光をされにたくさんの方々が来訪されるのも頷けます。少し内陸に進むと住宅地と中小の工業関連施設がモザイク状に入り組んでいますね。古い街区も多く、どこか昭和の懐かしい雰囲気を感じさせられます。また、四日市の方は人情味があって気さくで、私もすっかり溶け込ませていただいております。この住宅と町工場の混在地帯を抜けると田園が広がり、美しいですね。その辺りにある高台の1つに四日市大学があります。さらに進むと菰野町となり、鈴鹿山脈に行き着きます。菰野町の湯の山温泉は環境といい、泉質といい、素晴らしいですね。
 このように魅力溢れる四日市ですが、まだまだ外部の方には工業都市というイメージが強いのではないかと思います。市はほかの産業などもアピールされていますが、2年前にドイツに留学していた私としては、やはり大学都市という点でももっと盛り上げていかなければならないと考えます。日本では大学進学が都会に出ることとイコールになりがちですが、ドイツでは大都市に大学が集中しているのではなく、中小都市に分散しています。学生が街にいないとなんだか元気や活気も感じられないのではないでしょうか。四日市が大学都市としてもっと注目されるよう私も研究、教育、社会貢献活動に全力で取り組んで参ります。
 また、学生には机上の学問と現場での経験の両方を大切にして欲しいと思っています。現場にもさまざまありますが、私はできれば海外のどこかも現場の選択肢の1つに入れてもらいたいと考えています。先日、日本語教育のインターンでルーマニアに渡った日本人学生が殺害されるという非常に残念な事件が報じられました。これから海外で何かを経験しようと思っている学生や保護者の方の中には大変心配な思いでいらっしゃる方もおられると思います。何かをするには何かのリスクも伴います。リスク回避をいろいろ考え、それでも時として不幸にも事件に巻き込まれることもないとは言えません。しかし、若いときの海外経験は単に思い出になるというだけでなく、条件次第では人生観を変える程の力も持っています。リスクもないとは言えませんが、リターンはかけがえのないものになるはずです。四日市大学には教員も同行する海外研修プログラムもありますし、学生にはぜひ、1度は海外でさまざまな体験をして、大学や地域での活動、そして卒業後の人生に活かして欲しいと考えています。

 


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