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四日市東日本大震災支援の会 15回目の派遣を終えて

鬼頭 浩文教授
 震災からもうすぐ2年がたとうとしています。雇用、ガレキ処理、原発、集団移転など、被災地は大きな課題を抱えたままです。四日市大学総合政策学部を中心に立ち上げた支援の会では、2011年5月1日から、何度も被災地に行き、災害ボランティア活動をしました。2012年に入ると、仮設住宅への生活復興支援活動を始めました。東北以外の災害支援も含めると、2012年12月末までに534名の高校生・大学生・一般社会人に参加いただき、活動を展開してきました。
 2012年12月にも、高校生や大学生を中心とする交流イベントを実施しました。支援の会がボランティア活動を派遣してきた宮城県東松島市での交流イベントです。クリスマスの飾り付けを子供たちと作ったり、集会所をイルミネーションで飾ったり、少しでも明るい気持ちになっていただけたらと、高校生たちは一生懸命に企画を考えてくれました。大学生たちは、看護医療大学の学生が高齢者の健康チェックと足浴を、四日市大学の学生がお茶会を実施しました。
 仮設住宅への入居は、抽選などで場所が決まります。そのため異なる地域の方が寄り添って生活していらっしゃいます。子供たちも違う小学校に通っています。互いに名前を知らないということも多いです。ご近所同士で助け合うことが大切なのですが、なかなかコミュニティ形成がうまくいきません。私たちのイベントをきっかけに、子供同士が友達になり、ご近所づきあいが広がってほしいと願っています。
 今回は、本当にたくさんの仮設の住人が参加してくれました。明るい笑顔が溢れていましたが、皆さん深い悲しみを抱え、不自由な生活をおくっていらっしゃいます。やがては、住宅を建てなおして退去する家族も出てきます。集団移転や公営住宅への引越しと、また再びコミュニティの崩壊の危機を迎えます。その被災者の皆さんの気持ちに寄り添いながら、これからも支援を続けたいと思います。


高校生が企画したクリスマスの飾りつけ
高校生が企画したクリスマスの飾りつけ
足浴とハンドマッサージ
足浴とハンドマッサージ
お茶会の様子
お茶会の様子
参加した高校生たち
参加した高校生たち
参加した大学生チーム
参加した大学生チーム

 


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