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新学長挨拶

 
Start!さあ、その先の未来へ
−地域を教室に、地域から学ぶ−
 
 

 四日市大学は、今から28年前の1988年、四日市市と学校法人暁学園との、当時では珍しかった公私協力方式により開学しました。
 「世界を見つめ地域を考える」のスローガンのもと、地域社会との関係を大切にし、これまでに、他大学に先駆けて大学図書館の地域開放を実施すると共に、市民教育・生涯教育への貢献を掲げ、大学の教育や研究にて得られた「資源」を地域に提供し、教養や語学、趣味の講座等を幅広く開講するコミュニティカレッジを開設しました。さらに、より深く学びたい社会人を対象に、新しい知識や技能を身に着けてもらうリカレント教育(社会人の再学習)の場として、社会人の受入を積極的に進めてきました。この他に聴講生、科目等履修生、資格や専門知識を系統的に学ぶことができる履修証明プログラムなどを、主に社会人向けに開講しています。
 教員個々人も地域とともに歩む高等教育機関の教育者・研究者として、その専門性を活かしながら、地域社会の産業経済、環境保全、行政施策などをテーマに研究を重ね、その多くの成果を学生教育に活かすと共に地域社会に還元しています。

 2015年度には、創立30周年を展望し、これまでにない大学改革の検討を開始しました。その背景には、地域社会が大きく変化してきていること、特に少子化・高齢化とともに、日本全体の人口が減少していることが上げられます。ここ三重県においても、大学進学者及び大学卒業者の進学・就職動向が、大きく変化し、残念ながら北勢地域から県外への若者の流出が発生するなど、本学にとって厳しい状況が起きています。
 このような中、本学は2014年度に約10倍の競争を勝ち抜け、文部科学省の「知の拠点整備事業(COC事業)」(地域貢献型大学づくりをめざす事業)に採択されました。このことは、故宗村南男前学長が全学教授会で発言されたように「四日市大学よ、さらに頑張れ」の声であり、本学を大いに勇気付けるものでした。
 これを契機に、本学は地域貢献を柱とした大胆なカリキュラム改革の検討を加速させ、四日市市が持つポテンシャル(20〜25歳の勤労人口の本地域優良企業への流入、豊かな食文化や住環境など)をカリキュラムに取り込み、この地域と生涯深く結びつく学生を育てることを目標として、「地域を教室に、地域から学ぶ」を実践する実地教育をメインに据えたカリキュラム改革を進めています。
 同時に、個々の学生の成長を客観的に評価し、応援する本学独自の「成長スケール」を開発し導入していきます。
 こうした検討の結果、残念ながら、長い伝統を有する経済学部は、2017年度から学生募集を停止しますが、経済学部のレガシー(財産・成果)は、新しいカリキュラムの中に反映され、全学共通教育及び総合政策学部、環境情報学部の実践的な教育として残されていきます。
 大学を取り巻く教育環境が大きく変貌しつつある今日、建学の精神「人間たれ」を精神的基盤に、地域貢献型・地域密着型大学として独自の特色を引き継ぎ、積極的に展開していく所存です。
 私は、この姿勢こそが本学の伝統であり使命であると確信しています。

 

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四日市大学 〒512-8512 三重県四日市市萱生町1200