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「第49回外国人による日本語弁論大会」出場

6月29日、埼玉県川越市で、日本教育振興会、国際交流基金などの主催による「第49回外国人による日本語弁論大会」が開催されました。この大会に、本学から初めて環境情報学部2年のモビヌル(バングラデシュ出身)さんが出場しました。 
モビヌルさんは「忘れていませんか『思いやりの心』を」のテーマで、南アジアの人々が「ユートピア」として描く日本社会が、物欲を満たすことが最優先されるなかで、他人に対する「優しさ」や「思いやり」が忘れられ、殺伐とした温もりのない社会に変りつある。困窮する発展途上国にも温かい思いやりを注ぐことのできる日本社会に立ち戻ってほしいと力強く訴えました。 
モビヌルさんは、本大会への出場が決まった後、スピーチにさらに磨きをかけようと大会直前まで特訓を続けました。単語の発音やアクセント、そして顔の表情にいたるまで入念に練習を重ね本番に臨みました。特訓の甲斐もあって、当日は流暢な日本語と豊かな表現力を思う存分発揮してこれまでにない最高のスピーチを披露することができました。入賞こそ逃したものの、数ヶ月に及ぶ日々の努力と本大会出場という貴重な体験は、モビヌルさんに優勝にも勝る大きな自信と力を与えたに違いありません。
当日、応援に駆けつけた教職員や留学生仲間から「よかった」「すばらしいスピーチだった」と声をかけられたモビヌルさんは、「応援ありがとうございました。次回は頑張ります」と早くも次なるチャレンジに思いをはせているようでした。今後の活躍が多いに期待されます。
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環境情報学部2年モビヌルさん
大会の様子がNHK教育テレビ8月3日(日)10:00~11:30にて放映されます。
是非、ご覧下さい。


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