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国際ソロプチミスト三重奨学金授与式

 6月18日(木)、「2008年度国際ソロプチミスト三重贈呈式」が開催されました。国際ソロプチミストとは、女性の実業界で活躍する女性、専門職に従事する女性の国際的なボランティア奉仕組織で、地域社会と世界中の女性と女児の生活を向上させる活動をしています。この日、三重県内の大学で学ぶ留学生8名に「外国人留学生奨学金」が贈呈され、本学からはミャンマー出身のカイン・サペさん(経営学科1年生)に授与されました。
 受賞者の挨拶の後、草月流師範のソロプチミスト三重会員の方が生けた生け花作品「interconnection in the world(世界の相互関係)」に、受賞者が出身国の国旗に入っている色の花を挿し加え、作品を完成させました。カイン・サペさんは、赤いアンソリウムを選び、作品に華やかな印象を添えました。
 授賞式の後の懇談では、同席の会員の方にミャンマーの文字を紹介したり、「ミャンマーの人は苗字がない」という話をしたりして、文化や国の情勢などの違いに驚いたり感心したりして楽しい時間を過ごしました。
 カイン・サペさんは「人前で挨拶するのは生まれてはじめてだったので、大変緊張した。生涯現役で社会貢献されるソロプチミスト三重会員の方々にお会いして、感動しました。自分も見習って、将来は親のいない子供のための社会活動をしたい」と話しました。いただいた奨学金で電子辞書を買う予定だとのことで、今後の勉強の大きな助けとなりそうです。

 

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