このたび、暁高校創立60周年を記念して、同校の姉妹提携校である五常高校(韓国)から6名の生徒さんと先生とが日本を訪れました。この交流行事に、本学留学生が通訳として参加し、一日を一緒に過ごして交流を深めました。
　6月19日(金)、参加したのは、韓国出身のシム・ジェイルさん(経済学科2年生)です。通訳としてだけではなく、同じ国の出身である五常高校の皆さんが、日本で過ごす一日をお手伝いさせていただきました。この日は、一緒に日本の古都・京都を訪問し、日本の文化・歴史を学びました。
　シムさん自身はソウルの出身ですが、五常高校のあるテグは、シムさんの父上の故郷へ行く途中に通ったことがあるそうです。
　一日見学旅行の訪問地は、金閣寺と清水寺という代表的な名所。シムさん自身も、はじめて見たときは感動したという場所です。京都見学の後は四日市に戻り、一緒に焼肉レストランで夕食をとりました。
　「一日、とても楽しかった。一日の最後に、『お兄さんは、明日も来るの？』と高校生たちに尋ねられ、別れがとてもつらかった」と話すシムさん。母国の高校生たちが日本での思い出を増やすことに、一役買っただけでなく、彼自身の中にも、大切な思い出が増えたようでした。

韓国・五常高校の生徒さんとシムさん(金閣寺にて)