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留学生進路相談会を開催しました

 2009年9月30日に「留学生進路相談会(3年生対象)」を開催しました。3年生のこの時期は、すでに卒業後の進路に関して自分の意思を定め、日本で就職したい学生はキャリアサポートセンターに、日本で進学したい学生はゼミ教員などに、それぞれ相談したり、自分で準備を始めていないといけない時期です。しかし、留学生の場合は帰国するという選択肢もあり、なかなか進路が決められずに迷う留学生が多いのも事実です。今回の相談会は、このような卒業後の進路に悩む3年生留学生が、進路を決定してそれに向かって進むための参考にできるよう、講演会形式で開催しました。
 テーマは「留学生は、卒業後の進路をどう決めるか?」。暁学園理事長特命補佐(留学生担当)である西牧義江教授が講演し、3年生の半分以上である約25名が集まりました。すでに自分の進路希望を定めていても、最終的な決心を固めるために講演を聞く学生もあり、彼らの熱心さが伝わってきました。
 講演は、昼休みを利用して行われ、たった20分間の短い時間ではありましたが、「自らの意思の確認」「進路実現のための準備と行動」「教職員のアドバイス」など、重要なポイントが明確に語られました。
 翌日10月1日に開催された「個人面談」では、何人もの学生が留学生支援センターを訪れ、支援委員の教員からアドバイスを受けていました。この個人面談は10月6日まで、4日間にわたって行われます。
 就職するにしても、進学するにしても、日本で学ぶ外国人留学生には、日本人学生とは違う事情もあります。それらを踏まえて、彼らが迅速に行動し、自分の希望する進路を実現することを期待しています。

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