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「Discover Japan日本再発見の旅」を実施しました

 去る7月21日に表彰式を行った留学生奨学金、
「Discover Japan日本再発見の旅」の受賞者たちが、受賞した企画で研修旅行を実施しました。今回の旅先は和歌山県で、8月5日から7日にかけて2泊3日の内容です。豊かな自然で知られる和歌山県ですが、三重県の隣の県でありながら、その歴史や文化に詳しい人は意外に少ないようです。留学生がこの研修旅行を企画した着眼点も面白く、また実際に、有意義な経験となったようです。
 この地区は、和歌山県と大阪府の県境に当たり、風光明媚な自然とは裏腹に、戦時中は砲台があったために通行止めになったという影の歴史も持っています。また、関所としての役割もあり、歴史的にも重要な土地柄です。
 研修を実施した留学生3名は、豊かな自然を満喫しながらも歴史ある寺を訪ねたり、第二次世界大戦までは要塞地帯であった友ケ島を訪れたりして、日常生活とはまた違った観点で日本の文化と歴史を学んだようです。

■「Discover Japan日本再発見の旅」受賞者と表彰式の様子はこちら
  ⇒ http://www.yokkaichi-u.ac.jp/issc/topics/topic10_07c.html

 【受賞者のレポート】  和歌山への旅
劉 成超 (リュウ セイチョウ: 経営学科1年) 

 工業や科学技術をはじめ、アジアの一位を占めている日本は、歴史文化や自然風景などでも世界中に注目されています。
 近年、日本は世界のさまざまな国に旅行観光地として流行りだしました。特に中国の人たちに人気になっています。ニュースで、最近日本への団体旅行がもっとも多いのは中国からの人たちだと知りました。
日本文化の独自性は世界の中でも注目に値するものだと思います。例えば伝統文化の服装、茶道、柔道、武士道など大変すばらしいです。
 今回、和歌山への旅が良い経験になったのはもちろん、勉強にもなったと思います。まず友ケ島で明治時代から第2次世界大戦が残した砲台跡や、兵器、神跡などの歴史を見学しました。友ケ島には戦後から今までの間に緑濃い照葉樹林が茂り、様々な植物、磯の生き物などが生息し、めずらしい岩石や地層などが見られ、まさに自然の宝庫でした。観察している最中、ごみを拾うために活動をしにきた小学生たちを見ました。彼らの姿を見ると、自然環境を守ることは小さいことからできるということを深く感じました。
 友ケ島の後、今から1240年近く昔、唐僧、為光上人によって開基された紀三井寺に行きました。為光上人は仏教の志篤く、身の危険もいとわず、波荒き東シナ海を渡って唐より到来されました。そして諸国を巡り、上人がたまたま名草山の麓に一宿した折、山の頂上付近が白く光っているのを不思議に思って上がって来られると、金色に輝く千手観音様と出会われました。この地がご仏縁深き霊場と悟られた上人は自ら一刀三礼のもとに十一面観音様の尊像を彫られてこれを草庵に安置し、この紀三井寺を開創されました。日本の仏教は中国の唐朝から出会ったということを知りました。
 和歌山への旅は友ケ島から紀三井寺まで、豊かな自然を守ること、日本仏教の歴史などの勉強になりました。

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