去る7月21日に表彰式を行った留学生奨学金、
「Discover Japan日本再発見の旅」の受賞者たちが、受賞した企画で研修旅行を実施しました。今回の旅先は和歌山県で、8月5日から7日にかけて2泊3日の内容です。豊かな自然で知られる和歌山県ですが、三重県の隣の県でありながら、その歴史や文化に詳しい人は意外に少ないようです。留学生がこの研修旅行を企画した着眼点も面白く、また実際に、有意義な経験となったようです。
この地区は、和歌山県と大阪府の県境に当たり、風光明媚な自然とは裏腹に、戦時中は砲台があったために通行止めになったという影の歴史も持っています。また、関所としての役割もあり、歴史的にも重要な土地柄です。
研修を実施した留学生3名は、豊かな自然を満喫しながらも歴史ある寺を訪ねたり、第二次世界大戦までは要塞地帯であった友ケ島を訪れたりして、日常生活とはまた違った観点で日本の文化と歴史を学んだようです。
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