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ディスカッション「持続可能な多文化共生を考える」を開催しました

 10月24日、パネルディスカッションとグループディスカッションを開催しました。テーマは「持続可能な多文化共生を考える」で、本学留学生や日本人学生のほか、暁高校生や日本語ボランティアなど、学内外から参加者が集まって熱心な議論が行われました。
 パネルディスカッションは一般公開し、本学の5人の教員がコーディネーターとパネリストを務めました。その後に行われるグループディスカッションを念頭に、いくつかの課題が提起されました。「外国人は日本に同化するべきだ、と考えるのは乱暴だ」「日本に住む外国人の子供たちは、自分のルーツをどこに求めるか」「外国人にもわかりやすい、易しい日本語を使う配慮は必要か」など、具体的で深遠な課題が提出されました。会場には約80人が参加し、一瞬の交流ではなく、継続的に外国人と日本人とが共存していくことを考える機会となったとのご意見をいただきました。

■ パネルディスカッション
 * コーディネーター 岩崎 恭典 教授 (総合政策学部)
 * パネリスト 富田 与 教授 (経済学部)
 * 千葉 賢 教授 (環境情報学部)
 * 小林 慶太郎 准教授 (総合政策学部)
 * 西牧 義江 教授 (暁学園理事長特命補佐)

パネルディスカッション
パネリスト
パネリストの先生方
 その後に実施したグループディスカッションでは、7グループに分かれた約50人の参加者が、それぞれの立場から「多文化共生」について話し合いました。具体的には「文化や自然」「ことば」「大学の役割」などについて意見を出し合いました。身近なようでいて、今まで余り考えた経験のないテーマについて考えることは、良いブレインストーミングになったようです。
グループ討論
討論のようす
グループ討論
発言する参加者
 

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