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鈴鹿国際大学弁論大会に出場しました

 10月24日、鈴鹿国際大学主催の第13回外国人日本語スピーチコンテストが開催され、本学から経済学部のブィティゴック・ヤウさん(ベトナム出身)が出場しました。
 今回の大会には97名の応募者があり、厳正な事前審査を通過した9名が大会に出場しました。出身国は韓国・中国・ベトナム・ミャンマー・バングラデシュの5カ国、所属は鈴鹿国際大学の他、四日市大学・四日市日本語学校・亀山日本語学校、さらには韓国の仁川大学とさまざまでした。発表のテーマや内容、そして衣装までがバラエティに富んでおり、一人ひとりが個性あふれるスピーチを繰り広げました。

 四日市大学から出場したブィティゴック・ヤウさんのテーマは「チップに秘められた寂しさ」。出身国のベトナムではチップの習慣が浸透しているのに対し、日本にはチップの習慣がありません。そんな日本でチップをくれた、とあるお年寄りとの出会いから話は始まり、心の通い合い、やがて知ることになった心の寂しさなどが語られ、「お年寄りに笑顔が絶えない日本社会になってほしい」と訴えかけました。審査の結果、優秀賞・国際交流センター賞を受賞しました。
 大会の直前に熱を出してしまい、体調が万全ではない状態での出場だったのですが、そんなことをまったく感じさせない力強いスピーチでした。そして心のこもった言葉は、聴衆に大きな感銘を与えました。

インタビュー

 

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