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「ミャンマーの文化に学ぶ」小学生に母国を紹介しました

 2013年6月22日、桑名市の深谷教育集会所において「Kizuki―ミャンマーの文化に学ぶ」と題して国際交流活動が実施されました。これは桑名市が実施する教育プログラムの一環で、留学生が行う企画として先週のカンボジアに引き続き実施されました。今回講師役を務めたのは、本学のミャンマー出身留学生ヤン・ナイン・ミョーさん(環境情報学部2年生)です。
 当日は、約20名の小学生とその保護者の方の参加がありました。まず、ミャンマーの言葉であるビルマ語での挨拶の練習をしました。子供たちは、難しいミャンマー語を一生懸命ノートに書き写していました。次に、ミャンマーが世界のどこにあるのか、国旗の意味や民族、パゴダなどの遺跡、お祭りや生活について写真を見せながら説明すると、子供たちから「お寿司は食べるの?」「ミャンマーにはサッカーチームはあるの?」など質問が殺到。それに対してヤンさんは一つひとつ丁寧に答えていました。また、ミャンマーでは名前は生まれた曜日によって使用される文字が決められていることを皆驚いた様子で聞き入っていました。そして、ミャンマーのふしぎ発見クイズや「ボージャータナ」というミャンマーのジャンケンで遊び、日本のタコ焼きに似たお菓子「モン・リンマヤ」を美味しくいただきました。
 ヤン・ナイン・ミョーさんは、バスが時間通りに来ることに驚いたことなど日本での体験を語り、「ミャンマーでは自分自身の考えで将来を決めることは難しい。日本の子供たちにはそれが出来るし学べる環境がある。だから、皆一生懸命勉強してください。」とメッセージを伝えました。そして、「子供は大好き。日本の小学生と触れあうことが出来てとても楽しかった。このような機会があればまた参加したい。」と笑顔で語りました。
 初めて母国を紹介する経験を通して、ヤンさんにとってもミャンマーと日本の国をあらためて理解する貴重な体験となったことでしょう。深谷教育集会所の皆さま、どうも有難うございました。チェーズーティンバーデー!




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