第10回留学生による日本再発見の旅「宗村南男留学生奨学金」の受賞者が決まり、その授与式を7月23日（水）に実施しました。
　これは、留学生の中では「DiscoverJapan」の通称で知られています。留学生が夏休みを利用して日本国内を旅する企画をチーム単位で提出し、その内容が優れたチームに贈られるものです。日本の自然、豊かな伝統文化、地域の人たちとのふれあいの中で、自分自身の生きがいを見つけ、心の底に潜んでいる可能性を発見する機会を推進するもので、企画実施後は、実施内容を写真とレポートにまとめて提出します。
　今回は、ネパール出身の2年生一人、1年生二人が企画した、京都、大阪、神戸を訪ねる旅が受賞しました。歴史上重要な都市の寺院や史跡などを巡ることで、新たな日本の歴史や文化を見聞でき、母国との違いをどう捉えるのかも興味深いです。また、学んでいる日本語を活かして、地域の人と交流できることも楽しみのひとつになっています。この旅の計画・実施に当たって、互いに協力することで友情を深めた三人は、平素と違った環境で新しい出会いや体験をすることでしょう。
　奨学金は宗村学長から手渡され、「学年や学部も違う3人が一緒に旅行をすることは大変意義がある。上達した日本語を活かして、文化や歴史、宗教などを学んできてください。特に神戸は日本開港の町であり西洋文化がたくさん入ってきた所、母国との違いもよく見てきてください。そして、この貴重な体験を他の留学生や日本人学生にも伝えてください。おめでとう。」とお祝いの言葉を頂きました。
　今回の受賞者は次のとおりです。