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四日市・天津友好都市提携35周年記念事業(青少年によるスポーツ交流)に協力しました

 2015年8月4日、四日市市と天津市の友好都市提携35周年記念事業(青少年によるスポーツ交流)に、本学留学生6名がボランティアとして参加し交流を深めました。
 この記念事業には、天津市から中学生男子サッカーチームと中学生女子バスケットボールチームと団長、コーチ陣らが来日し、前日の8月3日には四日市中央緑地でスポーツ交流試合が行われました。男子は四日市市のサッカークラブチーム「TSV1973四日市U―15」が天津市チームと対戦。女子は四日市市のバスケットボール中学選抜チームと天津市チームが熱戦を繰り広げました。
 8月4日は、地場産業振興センター(じばさん三重)で、前日試合を行った四日市市と天津市の中学生が参加し、萬古焼き絵付け体験が実施されました。まず、本学の留学生全員が皆さんの前で自己紹介をしました。参加した留学生のナンクンさんは、「私たちは通訳です。困ったことがあれば、気軽に話しかけてください。2日間よろしくお願いします。」と中国語と日本語で挨拶をしました。挨拶の後、丸い素焼きのお皿に絵付けをしながら、両市の中学生らがコミュニケーションを図り友好交流が進むよう、通訳と指導を行いました。皆、真剣な眼差しでお皿に向かいます。絵の具の筆も進み、見事な墨絵のような絵や景色、ドラえもんやピカチューを描く子など、国際色豊かなお皿が出来上がっていきました。「身長はどれくらいあるの?」「力は強いの?」「走るスピードは速いの?」と、通訳を介しての会話も弾みます。1年生のリレイさんは、日本人の女の子に中国語での挨拶の手ほどきをしていました。会場内は次第に楽しく和やかな雰囲気に包まれていきました。気がつくと、腕相撲大会や垂直飛び競争も始まり、元気な歓声が沸きあがっていました。
 絵付け体験後、四日市市文化会館に会場を移し、交歓会が行われました。美しいフルートの音色を聴きながら、歓談も進みます。途中、氷中花のショーも行われ、留学生らもその技術の素晴らしさに目を見張っていました。
 記念事業のプログラムは、8月5日、鈴鹿サーキットで交流し、ショッピングモールでの買い物を楽しんだあと終了となります。参加した留学生は、この2日間に亘り、天津市と四日市市の長く将来にわたり続く交流への架け橋として活躍できたことでしょう。この経験を活かし、今後の留学生活に大いに役立ててほしいと願います。

【本学の参加学生】
劉 静(リュウ セイ)(経済学部経済学科4年)
石 玉坤(セキ ギョクコン)(経済学部経済経営学科2年)
孫 巨雷(ソン キョライ)(経済学部経済経営学科2年)
平平(ヘイヘイ)(経済学部経済経営学科2年)
南 勛(ナン クン)(経済学部経済経営学科1年)
李 玲(リ レイ)(総合政策学部総合政策学科1年)


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