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伊勢湾海洋調査実習を実施しました。

 

 昨年度に引き続き、四日市大学は三重大学生物資源学部の練習船勢水丸を共同利用した伊勢湾海洋調査実習を行いました。これは、本格的な海洋調査を学生に体験させたいという本学環境情報学部の希望と、大学間連携・地域貢献活動を広げる三重大学の施設の拠点化の方針が一致して実現したものです。
 実習は7月22日(木)から24日(土)までの期間(2泊3日)に行われ、環境情報学部生19名、引率教員2名(高橋、千葉)が乗船しました。今年は単独航海ということで、三重大学からの参加はなく、四日市大学の教員と学生だけが勢水丸に乗り込み、勢水丸の乗組員の方々から支援を受けながら実習を進めました。
  松阪港(勢水丸の母港)を出港後、伊勢湾を東向きに横断的に走行し、翌日は名古屋港沖から南向きに縦断的に走行して、その間に流動・水質・底質・生物(プランクトン、ベントス)を詳しく調査しました。伊勢湾の中央部は非常に大きな範囲で水深4〜5m以深が貧酸素化していることが観測でわかり、学生達は強い印象を受けた様子でした。
 内田船長から「三重大生と同じように指導する」との挨拶をいただき、その後、乗組員の方々から、的確で丁寧で厳しい指導をしていただきました。四日市大学生達は、勢水丸の最新鋭の機器を用いた海洋観測を体験するともに、朝のラジオ体操、船内清掃、食事当番、観測機器の清掃などの練習船としての活動もしっかりこなしました。
 実習に参加した学生達からは、「非常に楽しかった。」「大変充実していた。」「とても勉強になった。」「食事がおいしかった。」との声が聞かれました。
 来年度以降も、この実習は継続する予定となっています。

松阪港出港前に勢水丸の前で記念撮影
 
学生はライフジャケットをつけ、ヘルメットをかぶり、自分達の作業位置について、松阪港を出港した。
 

透明度板を降ろして、透明度を観測する学生。その向こうに、吊り下げられたCTD装置(水質観測装置)が見える。水平線あたりに見えるのは神島。

 

多項目水質計により水温、塩分、溶存酸素などの水質の深度分布を調査する学生達

 

伊勢湾の中央部では行き交う大型タンカーを見ながら調査をした。

 
ベントスネットを引く前に、前川一等航海士から説明を受ける学生達
 
ベントスネットで採取したベントスを区分する学生達。伊勢湾口ではウミシダの仲間が多量採取された。また、カレイの幼魚や2枚貝も多く採取された。
 
採取した海底堆積物の柱状サンプルを手にする学生
 
採取した海底表層の泥をサンプル瓶につめる学生と指導する高橋教授
 
勢水丸の食事はおいしく、学生達にも大好評だった。
 
食事を食べた後は、自分達で食器を洗い片付けた。日頃の授業中よりも動きが機敏で、もくもくと仕事をこなした学生もいたとか...。
 
最終日に勢水丸内の教室で記念撮影。内田船長(中央奥部)、航海士の皆さん、松阪建設事務所の由利さん(左横)、環境情報学部高橋教授(中央やや左)、実習に参加した四日市大学生が写っている。写真中央には、社団法人日本船舶海洋工学会から勢水丸に贈られた「シップオブザイヤー2009」の表彰状と盾が写っている。

 

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