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第4回東日本大震災支援の会 災害ボランティア活動報告(2011/07/05)

四日市東日本大震災支援の会
代表 鬼頭浩文


 支援の会の活動は、今回で第4回の派遣となりました。梅雨時で降雨の心配がありましたが、午前の薄曇が午後には晴天となりました。熱中症対策が今回の派遣では最大の心配事でしたが、現地サポーター(被災者の方が手伝ってくれました)が、昼食や氷・スポーツドリンクの手配・調達をしてくれたため、無事全員が帰還することができました。
 今回の作業は、住宅地にある約200mの生活道路の側溝ドロ出しでした。49人で約1000袋の土のう袋が出ました。熱中症を予防するため、20分の作業・10分休憩の繰り返しになります。作業中は危険防止のために、ヤッケ上下、安全長靴、ゴム手袋、ゴーグル、マスクを装着しての作業です。そのため、発汗量がものすごく、休憩のときには大量の水分補給をします。なんと、合計で、スポーツ飲料36リットル、お茶10リットル、水24リットル、炭酸飲料10リットルを消費しました。
 作業したエリアの住民の皆さんも作業に加わり、被災の状況などをお聞きしました。家並みは、外見上はずいぶん綺麗に見えますが、まだ床や壁などの修復工事が手配できずに、通常生活ができるまでには半年は必要とのことでした。大変な状況下に置かれながら、被災者の皆さんは私たちを暖かく迎えてくれました。
 作業終了後には、ガレキ撤去が進んで大型バスが通行できるようになった東松島市大曲の浜地区を視察しました。バスの中から、津波で全壊した街並み、住宅地に打ち上げられた巨大な漁船、屋根だけが田んぼに流された状況などをみました。広大な田んぼの多くはいまだに津波が残していった分厚いヘドロに埋まっており、海水が残っている箇所もあります。ポンプで水を吸出し、数十人がご遺体の捜索をしていました。たった10分程度の視察でしたが、見える範囲だけで数百人の方が命を落とされた地域です。現地の被災者の方でも、怖くて近づく人は少ないといいます。参加者の皆さんは大きなショックを受けたと思います。帰宅して家族や知人の方にその時の気持ちを伝え、今後も東北への支援が続くことを願っております。
 今回の派遣は、金曜の夜に大学を出発し、土曜に活動し、日曜の早朝に帰着するスケジュールでした。いわゆる弾丸ツアー形式をとった理由は、ひとつには梅雨時期ということで天気が読みにくいこと、もうひとつは経済的に行きたくても行けなかった学生達に機会を与えることでした。現地に行っても雨で活動中止となるケースが予想されますから、予報確度の高い木曜の段階で派遣実施の判断をする計画にしたわけです。また、宿泊しないことで参加費を安く抑えることができた結果、多くの学生が参加できたことはとても良かったと思います。そのためか、出発直前にも数名の学生が参加したいと申し出てくれました。補助席での往復になるため、次回に参加するよう説得しましたが、どうしても参加したいということでしたので、それを認めることにしました。補助席の6人は寝不足でありながら頑張ってくれました。
 最後に、一般参加者の皆さん、学生参加者の皆さん、班リーダーの皆さんに、深く感謝します。皆さんの協力があって、全員が無事で帰ってくることができました。機会がありましたら、このチームで再び作業をしたいと思います。また、東松島市が本当に復興しましたら、ぜひ皆さんで現地を訪問しましょう!

<参加者>
学外25、学生21、教職員3の計49名

<スケジュール>
7月1日:夜に四日市大学出発
7月2日:東松島市大曲地区で活動
7月3日:早朝四日市大学到着

★次回の第5回ボラバス運行(7/15発)決定、募集中!!
http://www.yokkaichi-u.ac.jp/~kito/



側溝のヘドロをみんなでキレイにします


住民の方も一緒になって作業を手伝ってくれました


こまめに休憩し水分補給をして体調管理


なるべく日陰で休憩し体温をさげます


ガレキ収集所
かなりの粉塵が舞っています


鉄筋コンクリートの建物や新しい家以外は、
ほとんど津波で流されました

人気のない浜地区は危険地域に指定され、
住宅の建て替えなどは許されていません。
風に舞う粉塵と強烈な臭いが漂っています

住宅のそばに大きな船が津波で流されてきています。
まだ撤去もされていません

分厚いへドロを重機でゆっくり除去し、残された海水をポンプでくみ出します。10人くらいで手探りで何かを探したり、 棒でさしたりしていました。ご遺体の捜索だと思われます。

津波で家の窓は全て割れています。
扉もなくなっています。

総勢49人全員ががんばりました。
全員倒れることなく無事作業終了してよかったです。

 

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