TOP > 小川束教授が日本数学会の市民講演会で講演

小川束教授が日本数学会の市民講演会で講演


 平成24年3月25日午後、本学の小川束教授(環境情報学部)と東海大学の秋山仁教授が東京理科大学(東京都新宿区神楽坂)で、それぞれ1時間の講演を行いました。講演は日本数学会と同大学生涯学習センターとの共催で、一般の参加者にも分かり易い内容で行われました。500人以上が詰めかけ、会場である大教室とテレビモニター教室は一杯になりましたが、受講者の方々は両講師の興味深い講演に満足されたようです。
 小川教授は「関孝和の数学:‘括算算法’刊行300年を記念して」という演題で、日本の数学の歴史を奈良時代から現代まで概観し、その中で17世紀以降に関孝和が残した功績を中心に説明されました。関孝和は検地測量の専門家であり、それは当時数学を必要とする唯一の仕事であったこと、関の業績などで西洋数学が入ってくる前に日本の和算が世界の水準にまで発達していたので、明治以降に日本が世界トップレベルの数学国になれたことなどの説明があり、受講者の皆様は納得されていました。
 秋山教授は「美の背後に潜む数理」と題して、手作りの模型を使って聴衆を魅了されました。同じ大きさ・形の図形をジクソーパズルの様に敷き詰める原理の説明は圧巻で、それを三次元に発展させる話は、手品のような部分もあり、受講者はその不思議さや美しさに感激していたようでした。
 小川教授は四日市大学研究機構・関孝和数学研究所の副所長でもあり、数学の普及に努めています。地域の皆様を対象とした数学講座も開催していますので、ご注目ください。



【歴史的な和算の資料を映しながら講演中の小川束教授】

大学ニュース


資料請求

各種お問い合わせ先


ページトップへ


四日市大学 〒512-8512 三重県四日市市萱生町1200