網野善彦(日本の歴史)

・ たまたま私が知ることになった文献をあげたものです。網羅的なリストではありません。
・ 比較的入手しやすい、日本語のものに限ってあります。
・ 値段は私が購入または調査した時点のもので、最新のものではありません。
・ 同じ本が、単行本から文庫本になったり、他社から出版されたりしている場合があります。



1.網野善彦の単著
2.網野善彦の共著・対談・編著など
3.その他

※日本の歴史については別のページを用意してあります。



  1.網野善彦の単著

網野善彦『増補 無縁・公界・楽』平凡社、2369円
全23章と補論からなります。

網野善彦『日本論の視座―列島の社会と国家(新装版)』小学館、1900円
序章 「日本」という国号
第1章 日本社会論の視点
第2章 遍歴と定住の諸相
第3章 中世の旅人たち
第4章 中世「芸能」の場とその特質
終章 列島の社会と国家

網野善彦『職人歌合』岩波書店、2200円
研究の現状
職人歌合とはなにか
日本の職能民の歴史
職人歌合の構造―和歌と図像
職人歌合の前期・後期
文献に現れる職能民
変貌する職人像―博打・遊女
賤視され始めた職人―非人・河原者
烏帽子姿―職人の地位の象徴
職能民としての女性―聖なる性
変化する図像―賤視の徴表
近世へ―職人尽絵と洛中洛外図
残された課題

網野善彦『異形の王権』平凡社、1800円
第1部:異形の風景
 摺衣と婆娑羅
 童形・鹿杖・門前
 扇の骨の間から見る
第2部:異形の力
 蓑笠と柿帷
 飛礫覚書
 中世の飛礫について
第3部:異形の王権

網野善彦『日本社会再考―海からみた列島文化(新装版)』小学館、1900円
序章 海から見た日本社会
第1章 北国の社会と日本海
第2章 瀬戸内海交通の担い手
第3章 太平洋の海上交通と紀伊半島
第4章 西海の海民社会
第5章 中世前期の水上交通―常陸・北下総を中心に
終章 残された課題

網野善彦『日本中世都市の世界』筑摩書房、1500円
第1部 都市的な場(中世における「無縁」の意義;若狭の駆込み寺―万徳寺の寺法をめぐって;「公界」と公界寺;歴史と自然・河海の役割―『そしえて21』の発刊によせて)
第2部 都市論(中世都市論;鎌倉の「地」と地奉行;西の京と北野社;伊勢国桑名;近江国堅田;近江国船木北浜;備後国「草戸千軒」;中世都市研究の問題点と展望)

網野善彦『日本中世の民衆像―平民と職人』岩波書店、700円
第1部 中世の平民像(平民身分の特徴;さまざまな年貢;年貢の性格 ほか)
第2部 中世の職人像(職人という言葉;職人身分の特徴;遍歴する職人集団 ほか)

網野善彦『「日本」とは何か−日本の歴史第00巻』講談社、2200円
1.「日本論」の現在
2.アジア大陸東辺の懸け橋
3.列島社会と「日本国」
4.「瑞穂国日本」の虚像
5.「日本論」の展望

網野善彦『東と西の語る日本の歴史』そしえて、2427円
網野善彦『東と西の語る日本の歴史』講談社学術文庫、1100円
「ことば」と民俗―東と西の社会の相違
考古学からみた東と西
古代の東国と西国
東の将門、西の純友
源氏と平氏―東北・東国戦争と西海の制覇
東国国家と西国国家
荘園・公領の東と西
イエ的社会とムラ的社会
系図にみる東西〔ほか〕

網野義彦『日本の歴史をよみなおす』筑摩書房、1200円
1文字について
2貨幣と商業・金融
3畏怖と賤視
4女性をめぐって
5天皇と「日本」の国号

網野義彦『日本中世の百姓と職能民』平凡社、2300円
1.百姓
2.職能民

網野善彦『歴史を考えるヒント』新潮社、1100円
1 「日本」という国名
2 列島の多様な地域
3 地域名の誕生
4 「普通の人々」の呼称
5 誤解された「百姓」
6 不自由民と職能民
7 被差別民の呼称
8 商業用語について
9 日常用語の中から
10 あとがき



  2.網野善彦の共著・対談・編著など

網野善彦・石井進・上横手雅敬・大隅和雄・勝俣鎮夫『日本中世史像の再検討』山川出版社、1605円
1 中世の時期区分をめぐって―南北朝の動乱と後醍醐天皇
2 鎌倉時代政治史像の再検討
3 中世の荘園と村
4 中世から近世へ―聖から俗への転換
5 中世の文化をめぐって―日本史教育の中で


網野義彦・阿部謹也『対談 中世の再発見』平凡社、1854円
1.ペルーでの体験から
2.飛礫
3.市と芸能
4.売買と贈与
5.宴会ともてなし
6.徳政と時間意識
7.有徳の意味
8.「公」とは何か
9.社会史と歴史学の伝統
10.アチック・ミューゼアムと民間歴史学

網野善彦他『「日本」をめぐって―網野善彦対談集』講談社、1900円
海の交通、布の交通―江戸時代の「海」・「村」・「農」をめぐって(田中優子)
「日本」から世界に光をあてる(樺山紘一)
「日本」の虚像を壊す(成田龍一)
「歴史の常識」を問い直す―壮年期を迎えた日本はどこへ行く(三浦雅士)
二十一世紀の新しい歴史像のために(姜尚中)
人類史的転換期における歴史学と日本(小熊英二)

網野善彦・石井進『米・百姓・天皇―日本史の虚像のゆくえ』大和書房、2000円
第1章 通史を書く意味
第2章 なぜ「米」なのか
第3章 支配者はなぜ「米」に固辞するのか
第4章 天皇と「米」
第5章 「百姓=農民」は虚像か
第6章 倭国から日本へ―国号の問題
第7章 農本主義と重商主義
第8章 差別・被差別はどこからくるか
第9章 歴史のつくる虚像―まとめ



  3.その他

中沢新一・赤坂憲雄『網野善彦を継ぐ。』講談社、1200円
1 歴史の欲望を読み解く網野史学(知の制度の中に単独で立った人;網野善彦への歴史学界の反発 ほか)
2 北へ、南へ、朝鮮半島へ広がる問題意識(民俗学へ、朝鮮半島へ;民俗学の欲望はどこへ行ったのか ほか)
3 「天皇」という巨大な問題(天皇という存在の深さ;天皇は山川草木すべてを支配する? ほか)
4 「東の歴史家」の意味(山梨という風土;西の歴史家と東の歴史家 ほか)
5 何を受け継いでいくのか(単独者の跡を追って)

中沢新一『僕の叔父さん 網野善彦』集英社新書、660円
1.『蒙古襲来』まで
2.アジールの側に立つ歴史学
3.天皇制との格闘
終:別れの言葉






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