日本の歴史

・ たまたま私が知ることになった文献をあげたものです。網羅的なリストではありません。
・ 比較的入手しやすい、日本語のものに限ってあります。
・ 値段は私が購入または調査した時点のもので、最新のものではありません。
・ 同じ本が、単行本から文庫本になったり、他社から出版されたりしている場合があります。


1.考古学・古代
 ・超古代史
 ・東日流外三郡誌
2.中世
3.その他

※古田武彦、網野善彦、日本の思想と文化については別のページを用意してあります。



  1.考古学・古代
*古田武彦については別のページを用意してあります。

毎日新聞旧石器遺跡取材班『旧石器発掘捏造のすべて』毎日新聞社、1600円
1.ねつ造拡大
2.進む検証
3.考古学の再生に向けて

安田喜憲編『はじめて出会う日本考古学』有斐閣、2000円
第1部:21世紀の日本考古学
 環境考古学が地球と人類を救う
 理論考古学と日本考古学
 認知考古学は人・モノ・社会の新しい関係を考える
 炭素14年代測定と日本考古学の時代編年
 花粉が語る環境史
第2部:日本考古学の新展開
 旧石器考古学の新視点
 言語学からみた日本列島の先史時代
 アイヌ民族をとおしてみる日本考古学
 ヒトの行動からみた沖縄の先史時代
 中国からみた日本考古学
 日本考古学の国際化に向けて

泉森皎編『日本考古学を学ぶ人のために』世界思想社、1900円
第1章 考古学入門
第2章 旧石器時代の文化
第3章 縄文時代の文化
第4章 弥生時代の文化
第5章 古墳時代
第6章 宮殿と寺院の建立
付章 日本歴史・考古学略年表

広瀬和雄『日本考古学の通説を疑う』洋泉社、740円
1.日本考古学の<存立基盤>を問う
2.新しい弥生開始年代説の衝撃
3.<貧しい縄文>を弥生文化が救ったのか
4.コメの余剰生産が支配層を生み出したのか
5.弥生時代に都市は存在した
6.前方後円墳とはなにか
7.<カミ>や<他界>を考古学は論証できるのか

山岸良二『古代史の謎はどこまで解けたのか』PHP新書、700円
1.岩宿の発見から「捏造」の露見まで
2.モースの夢と縄文の花開く三内丸山
3.登呂遺跡と戦後考古学の復興
4.日本列島改造の波と保存運動
別章1.北海道における戦後考古学発見史
5.国民的永遠の謎
6.大和政権のモニュメント 前方後円墳
7.高松塚古墳は救えるのか
8.石の宮都・飛鳥の全貌
9.信長・秀吉の栄華にも考古学のメス
10.考古学の未来

原田実『日本王権と穆王伝承 西域神仙譚の日本的受容』批評社、2400円
第1章 穆王伝承とは何か
第2章 本朝漢詩文の中の穆王伝承
第3章 穆王伝承と末法思想
第4章 中世説話の中の穆王伝承
第5章 日本天台宗と穆王伝承
第6章 穆王伝承と中世王権
第7章 謡曲の中の穆王伝承
第8章 中国仏典系穆王伝承の日本的受容
第9章 近世文献の中の穆王伝承―『秀真伝』―
第10章 日本王権と穆王伝承―まとめにかえて―
附章1 風雲児・佐々木照山―穆王伝承研究の先覚者―
附章2 東アジアの三皇復権運動/参考文献

原田実『優曇華花咲く邪馬台国―倭人伝では邪馬台国は解けない』批評社、2330円
第1部 史料解読篇
 第一章 魏志倭人伝は『三国志』の一部
 第二章 『三国志』とはいかなる文献か
 第三章 行程記事の迷宮
 第四章 歪んだ地図と邪馬台国海外説
 第五章 陳寿のトリック
 第六章 行程記事を読む
 第七章 魏志倭人伝里単位の秘密
 第八章 『翰苑』『広志』の証言
 第九章 狗奴国は四国である
 第十章 失われた海洋叙事詩
第2部 遺跡探索篇
 第一章 鬼道の謎とトンカラリン
 第二章 優曇華の里を訪ねて
 第三章 鉄鏃の証明;邪馬台国はなぜ消された?

原田実『幻想の古代王朝―ヤマト朝廷以前の『日本』史』批評社、2400円
はじめに
第一部 古代王朝の幻想を追う
 日本文明の萌芽発した神話の国(出雲王朝)
 『但馬国司文書』が語る三丹世界の謎(丹後王朝)
 七世紀以前の日本は近江だった!?(近江王朝)
 国狭槌尊らによる日本統治(富士王朝)
 『平家物語』の三輪山型神婚説話(豊後王朝)
 邪馬台国の地勢と範囲
 中国西方に実在した謎の西王母国
第二部 「超古代史」と古代王朝:「超古代史」と抹殺された王朝伝承
 古史古伝・もう一つの神話伝承
 縄文を抹殺した「古史古伝」
第三部 超古代日本列島のテクノロジー
 巨石文明の起源と瀬戸内海誕生の謎
 酒天童子説話と古代近江の国際性
 近江の古代文化と雨森芳洲
 「神代文字」に未来はあるか?
 銅鐸は宇宙模型だった!?
あとがきにかえて

原田実『幻想の多元的古代―万世一系イデオロギーの超克』批評社、2800円
1 「多元」と「王朝」―古田史学の内面的総合的理解への一試行
2 六世紀の新羅来寇伝承について
3 二つの日向国―景行記・九州遠征記事A to Z
4 万世一系イデオロギーの中国的受容―「旧唐書」と「新唐書」の間
5 記紀歌謡の伝承に関する一考察―段階的変質について
6 木村鷹太郎の邪馬台国論をめぐって―遙かなり埃及
7 『三夢記』親鸞真作説への疑問
8 足摺岬縄文灯台騒動・最後のまとめ
9 古田史学の未来
10 古田武彦氏に学ぶ強弁の研究

原田実『太古日本の封印された神々〈1〉『古事記』異端の神々』 ビイング・ネット・プレス/星雲社、2000円
1沈黙の始原神―アメノミナカヌシ
2国生み神話と流された太陽神―ヒルコ・アワシマ
3黄泉国の女王神―イザナミ・カグツチ
4天石屋戸のトリック―アマテラス
5流浪の暴風神―スサノオ・クシイナダヒメ・ヤマタノオロチ
6殺される穀霊神―オオゲツヒメ
7鉄の王の後継者―オオクニヌシその1
8根の国の試練―オオクニヌシその2
9女たちの出雲連合
10小童神の叡智―スクナヒコナ・オオモノヌシ
11幻のプリンス−アメノワカヒコ
12国譲りの勇気−コトシロヌシ・タケミナカタ
13長寿と繁栄−イワナガヒメ・コノハナサクヤヒメ
14海の国の女王たち
15消されたヤマトの天神−アマツカミノミコ・トミビコ
16幻影の巨神−ニギハヤヒ

原田実『太古日本の封印された神々〈2〉『古史古伝』異端の神々』 ビイング・ネット・プレス/星雲社、2000円
「竹内文書」 鍛冶神から始原神へ―アメノマヒトツ
「上記」 海人族の王朝伝承?謎の王朝―ウガヤフキアエズ
「秀真伝」「三笠文」「太古」 万物の命を若返らせる歌の女神―ワカヒメ
「富士宮下文書」 噴煙に消えた高天原の女王―コノハナサクヤヒメ
「九鬼文書」 鬼門の崇り神から救世神へ―ウシトラノコンジン
「和田家文書」(「東日流外三群誌」他) 奪われた本来の伝承―アラハバキ
「甲斐古蹟考」 湖を沃野に変えた蹴裂伝承の主人公―トホビコ
「但馬国司文書」 日本海に栄華を誇る三丹王国の祖神―アメノホアカリ
「伊未自由来記」 隠岐島に独立国を築いた巨人―オオヒト
「カタカムナ」 伝説の陰陽師から超科学の継承者に―アシアトウアン〔ほか〕

来村多加史『風水と天皇陵』講談社現代新書、740円
第1章 現代の天皇陵を訪ねて
第2章 風水の原点を探る
第3章 大化改新以前の陵墓を歩く
第4章 飛鳥の陵墓をめぐる
第5章 奈良時代の天皇陵を推理する
第6章 風水で解く桓武天皇陵の謎
第7章 天皇陵の環境を考える



  ・超古代史

深野一幸『超科学書「カタカムナ」の謎』1993、781円
1.超科学書「カタカムナ」
2.これが「カタカムナ文献」の解読だ
3.宇宙の創成としくみがわかった!
4.物質と生命質の構造がわかった!
5.原子転換と生命の自然発生のしくみ
6.生活に役立つカタカムナの知恵
7.カタカムナ超科学は21世紀の科学

阿基米得『謎のカタカムナ文明−秘教科学の最終黙示』徳間書店、1000円
序 秘教科学は甦るか?
1.カタカムナ文献とは何か?
2.風景工学はエコロジーを超える
3.錬金術は復活する
4.性の魔術が人類を救う
終 カタカムナ文献はすべての根本

服部真幸『僕達の覚醒−カタカムナが伝える偶然の真理』文芸社、1400円
プロローグ、全18章、エピローグからなります。
ストーリーのある不思議なお話(実話らしい)です。

原田実『幻想の超古代史 『竹内文献』と神代史論の源流』批評社、2330円
第一部 超古代史の実像
 第一章 超古代史序説
 第二章 超古代史の時間論
第二部 『竹内文献』論考
 第一章 竹内巨麿の謎
 第二章 竹内家の謎
 第三章 『竹内文献』と吉備の謎(1)
 第四章 『竹内文献』と吉備の謎(2)
 第五章 『竹内文献』と大伴氏の謎
 第六章 『竹内文献』と金属伝承の謎
 第七章 『竹内文献』とは何だったのか
第三部 超古代史の周辺
 第一章 亜細亜の黙示録−出口王仁三郎論
 第二章 もう一つの『帝都物語』
 第三章 芸能としての不死と転生



  ・東日流外三郡誌

斎藤光政『偽書「東日流(つがる)外三郡誌」事件』新人物往来社、1800円
「訴えられた謎の古文書」「筆跡鑑定」「偽書説」「告発と告白」「論争」「御神体」
「聖地」「増殖」「奉納額」「役小角と謎の竹筒」「判決」「背景」「偽化石」「寛政原本」
新聞記者の目から、一連の事件を追ったもの。

原田実『幻想の津軽王国「東日流外三郡誌」の迷宮(新装版 )』批評社、2670円
第一部 魔界彷徨篇
 1和田家文書における真発見
 2北辰のロマン派
 3アラハバキの原像と大元神信仰
 4日本のアトランティス「十三湊」
 5『東日流外郡誌』と東北「巨石文明」
 6奥州藤原氏をめぐる七つの謎
 7『秀真伝』のツガル伝承
第二部 破邪顕正篇
 1津軽独立王国を建設した? 荒吐族
 2日高見国と古代東北王国
 3「和田家史料」群と『竹内文献』
 4和田家史料群調査顛末
 5「安日長髄」に関する暫定所見
 6『市民の古代ニュース』より付録
特別史料篇
 1一九九三年二月二二日付 古田武彦先生宛書簡
 2一九九三一年五月十八日付 昭和薬科大学助手会会員宛書簡

安本美典『東日流外三郡誌「偽書」の証明』広済堂出版、2136円
史上最大の偽書『東日流外三郡誌』事件とはなにか
対談 『東日流外三郡誌』真偽論争に沈黙は許されない
『東日流外三郡誌』は五流の偽書
偽書『竹内文献』との共通性
虚妄の偽作物『東日流外三郡誌』
『東日流外三郡誌』の致命的な誤謬
菅江真澄と『東日流外三郡誌』の接点
孝古学から『和田家資料』を考察する
筆跡鑑定からの意見書
宗教人から見た『東日流外三郡誌』の疑問
知の陥穽―「東日流外三郡誌」幻想の深層構造



  2.中世
*網野善彦については別のページを用意してあります。

網野善彦・石井進『米・百姓・天皇―日本史の虚像のゆくえ』大和書房、2000円
第1章 通史を書く意味
第2章 なぜ「米」なのか
第3章 支配者はなぜ「米」に固辞するのか
第4章 天皇と「米」
第5章 「百姓=農民」は虚像か
第6章 倭国から日本へ―国号の問題
第7章 農本主義と重商主義
第8章 差別・被差別はどこからくるか
第9章 歴史のつくる虚像―まとめ

網野善彦・石井進・上横手雅敬・大隅和雄・勝俣鎮夫『日本中世史像の再検討』山川出版社、1605円
1 中世の時期区分をめぐって―南北朝の動乱と後醍醐天皇
2 鎌倉時代政治史像の再検討
3 中世の荘園と村
4 中世から近世へ―聖から俗への転換
5 中世の文化をめぐって―日本史教育の中で

網野義彦・阿部謹也『対談 中世の再発見』平凡社、1854円
1.ペルーでの体験から
2.飛礫
3.市と芸能
4.売買と贈与
5.宴会ともてなし
6.徳政と時間意識
7.有徳の意味
8.「公」とは何か
9.社会史と歴史学の伝統
10.アチック・ミューゼアムと民間歴史学

網野善彦他『「日本」をめぐって―網野善彦対談集』講談社、1900円
海の交通、布の交通―江戸時代の「海」・「村」・「農」をめぐって(田中優子)
「日本」から世界に光をあてる(樺山紘一)
「日本」の虚像を壊す(成田龍一)
「歴史の常識」を問い直す―壮年期を迎えた日本はどこへ行く(三浦雅士)
二十一世紀の新しい歴史像のために(姜尚中)
人類史的転換期における歴史学と日本(小熊英二)

黒田日出男『龍の棲む日本』岩波新書、780円
プロローグ “国土”と“日本図”と龍
1 行基式“日本図”とは何か
2 金沢文庫本“日本図”と蒙古襲来
3 龍体の神々と国土守護
4 龍が棲む中世“日本”
5 大龍と地震と要石
エピローグ 龍から大鯰へ



  3.その他

大石慎三郎『将軍と側用人の政治―新書・江戸時代〈1〉』講談社現代新書、720円
1 元禄という転換期
2 側用人登場
3 綱吉政治の評価
4 家宣・家継と白石政治
5 八代吉宗の側用人政治
6 江戸社会の立て直し
7 田沼意次の時代

斎藤洋一・大石慎三郎『身分差別社会の真実―新書・江戸時代〈2〉』講談社現代新書、700円
「総差別」の時代
「士農工商・えた・ひにん」の虚構
近世被差別民の起源
差別の具体相
被差別民の役割と生業
差別とのたたかい

佐藤常雄・大石慎三郎『貧農史観を見直す―新書・江戸時代〈3〉』講談社現代新書、660円
プロローグ 庶民の時代
1 国土利用の転換点
2 米と四木三草
3 農民は貧しかったか?
4 農書が語るもの

市村佑一・大石慎三郎『鎖国 ゆるやかな情報革命―新書・江戸時代〈4〉』講談社現代新書、631円
プロローグ 平和の時代
1 未知の世界へのアプローチ
2 海外情報収集のシステム化
3 異文化とのインターフェース
4 仮想体験の世界
5 広がるイマジネーション
6 パーセプション・ギャップの克服
7 双方向的コミュニケーションへの道

林玲子・大石慎三郎『流通列島の誕生―新書・江戸時代〈5〉』講談社現代新書、631円
プロローグ 都市の時代
1 いまなぜ「近世の流通」か
2 点と線の商品流通
3 商人たちの転身・消滅
4 網の商品流通
5 面の商品流通
エピローグ 庶民の女性と流通




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