日本の思想と文化
・ たまたま私が知ることになった文献をあげたものです。網羅的なリストではありません。
・ 比較的入手しやすい、日本語のものに限ってあります。
・ 値段は私が購入または調査した時点のもので、最新のものではありません。
・ 同じ本が、単行本から文庫本になったり、他社から出版されたりしている場合があります。
1.日本の文化・社会・歴史
2.日本の思想
※神道、日本の仏教、アイヌ、梅原猛、山本七平&イザヤ・ベンダサン等については別のページを用意してあります。
日本の信仰と宗教のページも参照してください。
1.日本の文化・社会・歴史
津城寛文『日本の深層文化序説』玉川大学出版部、4200円
序章:三つの深層をめぐる日本文化研究
第1部:歴史主義的な深層研究
1.日本の基層文化
2.日本語と日本神話の起源
3.日本史の深層と真相
第2部:文化心理主義的な深層研究
4.深層心理学的な日本文化論
5.日本人論・日本社会論
6.文化史の深層
第3部:民俗主義的な深層研究
7.原体験への郷愁
8.原風景への郷愁
9.異文化の深層体験
終章:宗教文化の深層研究
網野義彦『日本の歴史をよみなおす』筑摩書房、1200円
1文字について
2貨幣と商業・金融
3畏怖と賤視
4女性をめぐって
5天皇と「日本」の国号
山本七平・小室直樹『日本教の社会学』講談社、1165円
第1部 日本社会の戦前、戦後
1.戦後日本は民主主義国家ではない
2.戦前日本は軍国主義国家ではない
第2部 神学としての日本教
3.宗教へのコメント
4.日本教の教義(ドグマ)
5.日本教の救済儀礼(サクラメント)
6.日本教における神義論(テオディツェー)
7.日本教的ファンダメンタリスト
第3部 現代日本社会の成立と日本教の倫理(エティーク)
8.日本資本主義の精神
9.日本資本主義精神の基盤−崎門の学
小室直樹『「天皇」の原理』文藝春秋、1262円
第1章 神に約束された国々
第2章 個人救済と集団救済
第3章 予定説と因果律
第4章 救われる者と救われざる者
第5章 キリストによる恩恵
第6章 日本における「法の不在」
第7章 天皇と日本
第8章 死と復活の原理
比較文化論として読むことのできるユニークな本です。
梅原猛『日本人の「あの世」観』中公文庫、743円
第1部
世界の中の日本宗教
甦る縄文
日本語とアイヌ語は異言語か
基層文化としての沖縄文化
第2部
古事記と柿本人麿
人麿をめぐる『万葉集』と『古今集』
新しい時代を創造する賢治の世界観
梅原猛『あの世と日本人』NHK出版、971円
1序論
2縄文時代のあの世観(1)
3縄文時代のあの世観(2)
4聖徳太子をめぐって
5聖武天皇・光明皇后をめぐって
6源信『往生要集』
7慶滋保胤『日本往生極楽記』
8法然の人生
9法然の思想
10親鸞の人生
11親鸞の思想
12一遍
13まとめ
梅原猛『地獄の思想』中公新書、720円
第1部 地獄の思想
1地獄とは何か−地獄思想の発生とその日本思想史上における位置
2苦と欲望の哲学的考察−釈迦の思想の意味
3仏のなかに地獄がある−地獄思想の成立と天台思想
4地獄と極楽の出会い−源信の世界
5無明の闇に勝つ光−親鸞の世界
第2部 地獄の文学
6煩悩の鬼ども−『源氏物語』
7阿修羅の世界−『平家物語』
8妄執の霊ども−世阿弥の世界
9死への道行き−近松の世界
10修羅の世界を超えて−宮沢賢治の世界
11道化地獄−太宰治の世界
梅原猛『日本人の魂』光文社、825円
全30章
加地伸行『家族の思想−儒教的死生観の果実』PHP新書、660円
序:儒教の家族主義をめぐって
1儒教的仏教そして仏教的儒教
2出家と在家と
3<老い>の悲しみと生きる気力と
4儒教に学ぶ<父性の復権>
5<現代の夫婦別姓論>批判
6<散骨する自然葬>批判
7仏壇の復権
8不自由な教育・自由な教育
9少子化を抑止する寿(ことぶき)国債
五木寛之『サンカの民と被差別の世界』講談社、838円
1.海の漂白民、山の漂白民
2.東都の闇に生きた被差別の民
石澤靖治『日本人論・日本論の系譜』丸善ライブラリー、700円
1.文化としての「日本人論」
2.「日本人論」から「日本論」へ
3.リビジョニストの競演
4.世界中で繰り広げられた「日本論」時代
5.そして再び「日本人論」へ
中根千恵『タテ社会の人間関係』講談社現代新書、640円
1.序論
2.「場」による集団の特性
3.「タテ」組織による序列の発達
4.「タテ」組織による全体像の構成
5.集団の構造的特色
6.リーダーと集団の関係
7.人と人との関係
神渡良平『佐藤一斎「言志四録」を読む』致知出版社、1600円
1.『言志四録』に鍛えられた人々
2.志を養う
3.自己を鍛える
4.人生二度なし!
5.運命を切り拓く
藤原正彦『国家の品格』新潮新書、680円
1.近代合理精神の限界
2.「論理」だけでは世界が破綻する
3.自由、平等、民主主義を疑う
4.「情緒」と「形」の国、日本
5.「武士道精神」の復活を
6.なぜ「情緒と形」が大事なのか
7.国家の品格
高橋徹『日本人の価値観・世界ランキング』中公新書ラクレ、760円
さまざまな質問に対する回答を、
数字でランキング化してあります。
1.テロ後の日本と世界
2.日本は世界第何位?
ブックスエソテリカ・シリーズ『古武道の本』学習研究社、1200円
1.古武道の心得
2.達人武道家列伝
3.古武道と神秘体験
4.武具は語る
5.大東流合気の護身術
6.達人に聞く!
巻末に「古武道を知る事典」がついています。
新保哲編『日本の文化思想史』北樹出版、2330円
1.古代の文化思想
2.中世鎌倉新仏教と仏教文化
3.近世の文化思想
4.近現代の文化思想
ルイス・フロイス『ヨーロッパ文化と日本文化』岩波文庫、398円
1.男性の風貌と衣服に関すること
2.女性とその風貌、風習について
3.児童およびその風俗について
4.坊主ならびにその風習に関すること
5.寺院、聖像およびその宗教の信仰に関すること
6.日本人の食事と飲酒の仕方
7.日本人の攻撃用および防禦武器について
8.馬に関すること
9.病気、医者および薬について
10.日本人の書法、その書物、紙、インクおよび手紙について
11.家屋、建築、庭園および果実について
12.船とその慣習、道具について
13.日本の劇、喜劇、舞踊、歌および楽器について
14.前記の章でよくまとめられなかった異風で、特殊な事どもについて
ルース・ベネディクト『菊と刀』社会思想社、480円
土居健郎『「甘え」の構造』弘文堂、880円
九鬼周造『「いき」の構造』岩波文庫、350円
和辻哲郎『古寺巡礼』岩波文庫、520円
和辻哲郎『風土』岩波文庫、450円
2.日本の思想
相良亨『日本思想史入門』ぺりかん社
古事記
万葉集
三教指帰
源氏物語
往生要集
愚管抄
正法眼蔵
歎異抄
平家物語
徒然草
説経集
葉隠
童子問
弁道
直毘霊
幽囚録
学問のすすめ
善の研究
加地伸行『中国思想からみた日本思想史研究』吉川弘文館、6800円
第1部 日本古代における中国思想受容の様態
1中国思想の先駆的受容
2中国思想の内面化
第2部 儒教の本質的理解−中江藤樹の孝
1『孝経啓蒙』の成立
2『孝経啓蒙』諸本の系統とその展開
3中江藤樹の孝
第3部 中国学の総合的理解
第1部1では前方後円墳やいわゆる「邪馬台国」問題が、
第1部2では空海や竹取物語が、
中国思想(特に儒教)の専門家の視点から論じられています。
新保哲編『日本の福祉思想』北樹出版、2300円
1.福祉思想の源流
2.平安・鎌倉時代の福祉思想
3.鎌倉仏教にみる福祉思想
4.福祉の精神・心のケア
5.良寛と宮沢賢治の福祉思想
6.近代日本の変容する福祉思想
7.日本の社会に生きる聖書の福祉思想
子安宣邦『江戸思想史講義』岩波書店、3000円
章のタイトルではなく、取り上げられている人物を示します。
1.中江藤樹
2.山崎闇斎
3.伊藤仁斎(1)
4.伊藤仁斎(2)
5.三宅尚斎
6.荻生徂徠
7.中井履軒
8.賀茂真淵
9.本居宣長(1)
10.本居宣長(2)
東より子『宣長神学の構造』ぺりかん社、2800円
1.宣長神学の成立
2.『古事記伝』の方法
3.神々の実在
4.三層構造のコスモロジー
5.「神代」の理法
6.国家秩序の生成
終:宣長神学の行方
津城寛文『<公共宗教>の光と影』春秋社、2900円
第1部:公共宗教と深層文化の回路−基礎的考察
1.公共宗教の帯域
2.トライアングル・スキームの射程
3.トライアングル・スキームの展開
4.宗教ナショナリズムに動員されないもの
第2部:近代日本の話題−解釈的事例
5.近代日本の公共宗教と深層文化
6.天皇の銅像
7.日猶同祖論
8.大本霊学と日蓮主義
終章:現代的課題のための補論
源了圓『徳川思想小史』中公新書、699円
野口武彦『荻生徂徠』中公新書、840円
荒俣宏・米田勝安『よみがえるカリスマ平田篤胤』論創社、1500円
源了圓『実学思想の系譜』講談社学術文庫、840円
西田幾多郎『善の研究』岩波文庫、450円
小池喜明『葉隠』講談社学術文庫、1150円
鎌田茂雄『五輪書』講談社学術文庫、680円
菅野覚明『武士道の逆襲』講談社現代新書、760円
山辺習学『地獄の話』講談社学術文庫、874円