西洋の文化と社会
・ たまたま私が知ることになった文献をあげたものです。網羅的なリストではありません。
・ 比較的入手しやすい、日本語のものに限ってあります。
・ 値段は私が購入または調査した時点のもので、最新のものではありません。
・ 同じ本が、単行本から文庫本になったり、他社から出版されたりしている場合があります。
1.世界・西洋全般
2.アメリカ
3.ヨーロッパ
1.全般
21世紀研究会編『法律の世界地図』文春新書、800円
第1章 古代文明と法(法典のはじまりのころ;古代エジプト時代は神が裁く ほか)
第2章 近代法以前(ヴァイキングと議会;イギリス不文憲法のルーツ1…ジョン王とマグナ・カルタ ほか)
第3章 イスラーム世界の罪と罰の考え方(脅威のイスラーム;イスラームの起源 ほか)
第4章 現代社会と各国の法律(弁護士多ければ訴訟多し…いきすぎたPL法;弁護士多ければ産科医が減る? ほか)
第5章 いろいろある世界の法、規則、警告(タイ;シンガポール ほか)
岡田暁生『西洋音楽史』中公新書
1.謎めいた中世音楽
2.ルネサンスと「音楽」の始まり
3.バロック−既視感と違和感
4.ウィーン古典派と啓蒙のユートピア
5.ロマン派音楽の偉大さと矛盾
6.爛熟と崩壊−世紀転換期から第一次世界大戦へ
7.20世紀に何が起きたのか
西岡文彦『図説・名画の歴史−鑑賞と理解 完全ガイド−』河出書房新社、1800円
1.名画の時代
2.現代の絵画
3.名画の序曲
東京外国語大学語学研究所編『世界の言語ガイドブック〈1〉ヨーロッパ・アメリカ地域』三省堂、2800円
イタリア語、英語、オランダ語、ギリシア語、古代スラヴ語、スウェーデン語、スペイン語、
セルビア語およびクロアチア語、チェコ語、デンマーク語、ドイツ語、バスク語、ハンガリー語、
フィンランド語、フランス語、ブルガリア語、ポーランド語、ポルトガル語、ラテン語、ルーマニア語、
レト・ロマンス語、ロシア語
2.アメリカ
富田虎男他編『アメリカの歴史を知るための60章』明石書店、2000円
1.先住アメリカ人の世界
2.先住アメリカ人・ヨーロッパ人・アフリカ人
3.解放と抑圧の連鎖
4.「アメリカの世紀」
アメリカ史の重要なトピックを60あげ、
わかりやすく解説しています。
明石紀雄『らくらく入門塾「アメリカのしくみ」が手短にわかる講座』ナツメ社、1400円
序:アメリカってどんな国?アメリカ人ってどんな人?
1.アメリカを理解するキーワード@地域社会
2.アメリカを理解するキーワードA人種・民族
3.アメリカを理解するキーワードB宗教
4.アメリカの政治は誰がどうやって動かしている?
5.世界をリードするアメリカ経済
6.アメリカは「世界の警察官」になれるか
7.世界がまねるアメリカン・ライフ&カルチャー
8.歴史を知ればアメリカがもっとよくわかる
アメリカについての、多角的な、同時に非常に簡潔な記述が魅力です。
深い理解は得られなくても、広い浅い理解には最適な本です。
井門富士夫編『アメリカの宗教―多民族社会の世界観』弘文堂、2427円
アメリカの宗教通観の試み―統計的かつ文化史的な理解
1 アメリカ宗教の原型―その歴史的展開
アメリカの宗教の原風景―コロンブスよ、さようなら;
政教分離社会の展開とデノミネーショナリズム;
移民の宗教;
ワスプの宗教思想―メインライン・プロテスタント伝統の批判的検討
2 アメリカ宗教の現状
アメリカに国教は存在するのか―「アメリカの見えざる国教」とモルモン教;
現代宗教と政治;
情報化と宗教;
ニューエイジ運動の信仰構造―チャネリングの流行を中心に
亀井俊介監修『読んで旅する世界の歴史と文化
アメリカ』新潮社、3100円
1.アメリカの地理と歴史
2.アメリカ人とは何か
3.アメリカ人の生活
4.アメリカの文化
5.アメリカと日本
橋爪大三郎『アメリカの行動原理』PHP新書、700円
プロローグ 講義を始めるにあたって
第1部 歴史から見えるアメリカ(アメリカとは何なのか;宗教国家アメリカ;独立戦争のアメリカ ほか)
第2部 文化から見えるアメリカ(トクヴィルの見たアメリカ;アメリカン・カルチャー;サリンジャーのアメリカ)
第3部 国際関係から見えるアメリカ(二十世紀という時代;日本とアメリカ;ネオコンのアメリカ ほか)
松尾弌之『民族から読みとく「アメリカ」』講談社、1600円
第1部 エリートとなった移民―規範を作った者たち(アメリカの「本流」―イギリス系アメリカ人;アイロニーを生き抜く―ドイツ系アメリカ人)
第2部 遅れてきた移民―規範に従おうとした人たち(わが祖国は緑なりき―アイルランド系アメリカ人;都市の村人たち―イタリア系アメリカ人)
第3部 エキストラ移民―同化せずに物言いをつける人々(選び取るアイデンティティー―ユダヤ系アメリカ人;特異なるがゆえに―アフリカ系アメリカ人)
荒このみ『黒人のアメリカ―誕生の物語』ちくま新書、660円
序章 「アメリカの黒人」
第1章 一八五二年・アメリカ
第2章 黒人のディレンマ―ディレイニーの『ブレイク・またはアメリカの小屋』
第3章 リベリアは自由の地か―アメリカ植民協会
第4章 奴隷の語るものがたり―スレイヴ・ナラティヴの伝統
終章 船はどこへ―「プランター号」のロバート・スモールズ
上坂昇『キング牧師とマルコムX』講談社現代新書、720円
第1章 キング牧師の思想
第2章 マルコムXの思想
第3章 キングとマルコムはどう違うか
第4章 現代に生きるキングとマルコム
石黒マリーローズ『聖書で読むアメリカ』PHP新書、700円
序章 聖書とは
第1章 アメリカ社会と聖書
第2章 アメリカの文化と聖書
第3章 「生きる力」と聖書
第4章 ビジネス、メディアと聖書
第5章 「9・11」「カトリーナ」と聖書
中沢新一『熊から王へ―カイエ・ソバージュ〈2〉』講談社選書メチエ、1600円
ニューヨークからベーリング海峡へ
失われた対称性を求めて
原初、神は熊であった
「対称性の人類学」入門
海岸の決闘
王にならなかった首長
環太平洋の神話学へ
「人食い」としての王
「野生の思考」としての仏教
補論 熊の主題をめぐる変奏曲
森孝一『宗教からよむ「アメリカ」』講談社選書メチエ、1456円
ハロラン芙美子『アメリカ精神の源』中公新書、900円
佐藤唯行『アメリカ・ユダヤ人の政治力』PHP新書、660円
本間長世『ユダヤ系アメリカ人』PHP新書、657円
土井敏邦『アメリカのユダヤ人』岩波新書、640円
3.ヨーロッパ
岡崎勝世『世界史とヨーロッパ―ヘロドトスからウォーラーステインまで』講談社現代新書、
760円
第1章 ヨーロッパ古代の世界史記述―世界史記述の発生(歴史観の世界観的基礎;古代的歴史学・世界史像の特質)
第2章 ヨーロッパ中世のキリスト教的世界史記述―「普遍史」の時代(歴史観の世界観的基礎;中世的歴史学・世界史像の特質)
第3章 ヨーロッパ近世の世界史記述―普遍史の危機の時代(歴史観の世界観的基礎の変化;プロテスタント的普遍史の発生と年代学論争)
第4章 啓蒙主義の時代―文化史的世界史の形成と普遍史の崩壊(歴史観の世界観的基礎―「科学革命」による諸変化;啓蒙主義的歴史学・世界史像の特質)
第5章 近代ヨーロッパの世界史記述―科学的世界史(歴史観の世界観的基礎;ヨーロッパ近代における歴史学・世界史像の特質)
岡崎勝世『聖書vs.世界史―キリスト教的歴史観とは何か』講談社現代新書、740円
第1章 普遍史の成立
第2章 中世における普遍史の展開
第3章 普遍史の危機の時代
第4章 普遍史から世界史へ
第5章 普遍史と万国史
堀越孝一『教養としての歴史学』講談社現代新書、740円
1 調査者ヘロドトス
2 アリストテレスの史学
3 予表された歴史
4 単純な歴史家と卓越した歴史家
5 博学の大家たち
6 ヴィーコの遠近法
7 ギボン、ヨーロッパ史の構想
8 ランケ、カエサルの副官
9 ブルクハルト、バーゼルの文化史家
酒井健『ゴシックとは何か―大聖堂の精神史』講談社現代新書、700円
第1章 ゴシックの誕生―自然とキリスト教の出会い(大自然への憧憬;死と笑いの聖性;威光と調和)
第2章 ゴシックの受難―変わる美意識、尖鋭化する宗教感情(戦争とペスト;反ゴシックの美学;宗教改革)
第3章 ゴシックの復活―近代はいかに中世を甦らせたか(ゴシック神話―イギリスの場合;生ける全体―ドイツの場合;神秘と感覚と構造―フランスの場合)
酒井健『ゴシックとは何か―大聖堂の精神史』ちくま学芸文庫、900円
第1章 ゴシックの誕生―自然とキリスト教の出会い(大自然への憧憬;死と笑いの聖性;威光と調和)
第2章 ゴシックの受難―変わる美意識、尖鋭化する宗教感情(戦争とペスト;反ゴシックの美学;宗教改革)
第3章 ゴシックの復活―近代はいかに中世を甦らせたか(ゴシック神話―イギリスの場合;生ける全体―ドイツの場合;神秘と感覚と構造―フランスの場合)
補遺 ガウディの願い―近代の二つの表情のなかで
中沢新一・鶴岡真弓・月川和雄『ケルトの宗教ドルイディズム』岩波書店、3200円
第1章 ドルイドとは誰か
第2章 ドルイド像の変遷
第3章 ドルイドとギリシア・ローマ人―古代文献の中のドルイド像
福原直樹『黒いスイス』新潮新書、680円
1.ロマ(ジプシー)の子供を誘拐せよ
2.「悪魔」のスタンプ
3.それぞれの戦い―「祖国」と「人道」の狭間
4.中立国の核計画
5.理想の国というウソT「相互監視」社会
6.理想の国というウソU民主主義社会
7.理想の国というウソV「ある政治家との対話」
8.マネーロンダリング
小池滋監修『読んで旅する世界の歴史と文化
イギリス』新潮社、3000円
第1部 イギリスの歴史と地理
第2部 イギリスの文化(文学;建築;美術;工芸・デザイン;音楽;映画;思想;科学・技術)
第3部 イギリスの生活と風俗(イギリス人とは;宗教;社会階層と教育;住宅;料理と酒;ファッション;マス・コミュニケーション;祭りとイヴェント;スポーツ;交通・通信)
付録 人物事典
清水徹他監修『読んで旅する世界の歴史と文化
フランス』新潮社、3100円
第1部 フランスの国家と人々
第2部 フランスの歴史と地理
第3部 フランスの文化
第4部 フランスの生活と風俗
付録 人物事典
池内紀監修『読んで旅する世界の歴史と文化
ドイツ』新潮社、3000円
第1部 ドイツの歴史と地理(歴史;地理)
第2部 ドイツの文化(文学;演劇;音楽;建築;美術;工芸・デザイン・写真;映画;宗教・思想;科学・技術)
第3部 ドイツの生活と風俗(ドイツ人の日常生活;教育;住宅・衣服;料理と酒;祭り)
付録 人物事典
河島英昭監修『読んで旅する世界の歴史と文化
イタリア』新潮社、3200円
イタリアとは、どんな国?
第1部 イタリアの歴史と地理
第2部 イタリアの文化(建築;美術;工芸・デザイン;文学;演劇;音楽;映画;言語;宗教・思想;科学・技術)
第3部 イタリアの生活と風俗(イタリア人とは?;イタリア人の日常生活;料理と酒;ファッション;祭りとイヴェント;住宅)
付録 人物事典
増田義郎監修『読んで旅する世界の歴史と文化
スペイン』新潮社、2900円
第1部 スペインの歴史と地理
第2部 スペインの芸術(美術;建築;文学・演劇;音楽;映画)
第3部 スペインの生活と風俗(闘牛;祭り;料理と酒;工芸・民芸)
付録 人物事典
百瀬宏他監修『読んで旅する世界の歴史と文化
北欧』新潮社、2900円
第1部 北欧の自然と地理
第2部 北欧の歴史と民族
第3部 北欧の政治
第4部 北欧の文化
第5部 北欧の生活と風俗
第6部 都市・地方ガイド
付録 人物事典
沼野充義監修『読んで旅する世界の歴史と文化
中欧―ポーランド・チェコ・スロヴァキア・ハンガリー』新潮社、2900円
第1部 中欧の歴史・民族・地理(歴史;民族・宗教・言語;地理)
第2部 中欧の文化(文学;演劇;音楽 ほか)
第3部 中欧の生活と風俗(中欧の人々;料理と酒;祭りとイヴェント)
付録 人物事典
西村太良監修『読んで旅する世界の歴史と文化
ギリシア』新潮社、2900円
第1部 社会と国家
第2部 歴史と文化
第3部 ギリシアの生活
第4部 都市・観光ガイド
付録 人物事典
栗原福也監修『読んで旅する世界の歴史と文化
オランダ・ベルギー』新潮社、2900円
第1部 歴史と民族
第2部 自然と地理
第3部 オランダ・ベルギーの文化
第4部 生活と風俗
付録 人物事典
池内紀監修『読んで旅する世界の歴史と文化
オーストリア』新潮社、2900円
第1部 オーストリアの歴史
第2部 都市ガイド
第3部 オーストリアの文化
第4部 今日のオーストリア
付録 人物事典
原卓也監修『読んで旅する世界の歴史と文化
ロシア』新潮社、3000円
第1部 ロシアの歴史と民族・宗教
第2部 ロシアの自然と地理(自然と産業;都市と観光名所)
第3部 ロシアの文化(文学;演劇;音楽とバレエ;映画;建築;美術・工芸;近代思想;言語;科学・技術)
第4部 ロシアの生活と風俗(ロシアの市民生活;料理と酒;祭り)
付録 人物事典
小室直樹『ソビエト帝国の崩壊−瀕死のクマが世界であがく』光文社、650円
1 ソビエトの内部崩壊がはじまった(ソ連社会はロシア革命直前とそっくりだ;ソ連的経営には致命的欠陥がある;中世的意識のままのソ連労働者;農奴意識から脱けきれないソ連農民;マルクス主義はユダヤ教;ソ連式マルクス主義は神政政治である;ソ連の内部崩壊はもう止められない)
2 ソビエト軍は見せかけほど恐くない(ソ連軍を“張り子の熊”にした組織の論理;みずからの弱さを知ったソ連軍が危ない)
3 日本を滅ぼす“平和・中立”の虚構