西洋思想入門
・ たまたま私が知ることになった文献をあげたものです。網羅的なリストではありません。
・ 比較的入手しやすい、日本語のものに限ってあります。
・ 値段は私が購入または調査した時点のもので、最新のものではありません。
・ 同じ本が、単行本から文庫本になったり、他社から出版されたりしている場合があります。
哲学に初めて触れるという方は、先に「哲学入門」のページをご覧下さい。
以下では西洋思想に限定して語ります。
1.全般的な入門書
2.思想家個人(またはその著作)を扱ったシリーズもの
3.その他
1.全般的な入門書
西洋思想の入門書は、最近どんどん増えています。
ここに書いたもの以上に、わかりやすく、面白いもののあるかもしれません。
とりあえず、手元にあるものから紹介します。
VALIS DEUX『絵でわかる西洋哲学』日本実業出版社、1400円
は1人の哲学者について原則1ページで説明してしまうという簡潔さが魅力です。
右ページが説明、左ページは絵というかマンガというか‥‥。
有名な哲学者の場合、数ページにわたる場合がありますが、
その場合でも左ページには、いつも絵がかいてあります。
諸富祥彦『カウンセラーが語る 自分を変える<哲学>』教育開発研究所、2427円
副題は「生きるのが“むなしい”人のために」。
カウンセラーが書いたユニークな哲学の本です。
「プロローグ」「1自己変革の技術としての<哲学>」「2哲学者の思考を学ぶ」
「3死・生きる意味・恋愛・生命」「4哲学的自己変革の実践」
「終章:カウンセリングを受けるということ」からなります。
堀川哲『エピソードで読む西洋哲学史』PHP新書、920円
第1部 これがモダンだ(十七〜十八世紀)(機械と神;イギリス人の哲学;百科全書派とルソー)
第2部 調和の快感(十八〜十九世紀)(モダンの優等生;歴史の哲学)
第3部 歴史の終わり(二十世紀)(超人と精神分析;フレンチ・コネクション―サルトルとボーヴォワール;コンピュータとDNA;リチャード・ローティのアメリカ)
白取春彦『この一冊で哲学がわかる』三笠書房、638円
は、取り上げる哲学者の数を絞り込んでいます。
あまりたくさんの人が出てこないので、ポイントを抑えるのには便利です。
浜田正『図解・哲学』中経出版、1400円
は、哲学者ではなくテーマごとに論じてるユニークな本です。
登場するのは西洋思想家にとどまりませんが、
比率からいって、西洋思想の本と考えてもいいでしょう。
少し力がついたと思う人に勧めたいのが
竹田青嗣・西研編『はじめての哲学史』有斐閣アルマ、1800円
です。本格的な哲学史と入門書の、ちょうど間くらいの本だと思ってください。
もしも、かなり力がついたと思うのであれば、
岩崎武雄『西洋哲学史』有斐閣、1500円
をお読みください。
おそらく、本格的な哲学史の本の中では、もっとも簡潔、もっともわかりやすい本です。
「流れ」を極めて重視していることが、大きな特徴です。
少々古い本ですが、これを超える本は出ていないと、私は思ってます。
2.思想家個人(またはその著作)を扱ったシリーズもの
思想家個人について知りたい人には、清水書院の人と思想シリーズがお勧めです。
世界の名著シリーズには、主な著作の翻訳が収められています。
人類の知的遺産シリーズは、思想家の生涯と著作の解説の両方が収められています。
清水書院:人と思想
中央公論社:世界の名著、日本の名著
講談社:人類の知的遺産
3.その他
その他に入るものは山ほどありますが、
比較的最近読んだもので、入門書的なものをいくつか。
リチャード・ジェルダード『エマソン入門』日本教文社、1619円
1.エマソン入門
2.エマソンの著作を読む
スティーヴン・C・ロウ『ウィリアム・ジェイムズ入門』日本教文社、1381円
1.ウィリアム・ジェイムズ入門
2.ウィリアム・ジェイムズの著作を読む