大学生の基本・学問の基礎
・ たまたま私が知ることになった文献をあげたものです。網羅的なリストではありません。
・ 比較的入手しやすい、日本語のものに限ってあります。
・ 値段は私が購入または調査した時点のもので、最新のものではありません。
・ 同じ本が、単行本から文庫本になったり、他社から出版されたりしている場合があります。

1.大学生活全般
2.学習(授業・勉強)全般
3.話す≒プレゼンテーション
4.書く
5.説明・説得・理解
6.その他

*本や図書館・書店利用については、本・図書館・書店のページを参照してください。
*レトリック・ディベートについては別のページを用意しています。
* 「考える力をつける」ための本は、哲学のページを参照してください。



  1.大学生活全般

飯田史彦『大学で何をどう学ぶか』PHP文庫、419円
生きがい論で有名な著者が、大学時代のすごし方について論じています。
単に「勉強しろ!」ではなく、バイトのことやコピーの取り方、教員の生態(?)など、
現実の大学生活の諸側面について解説しています。
「1大学で学べること」「2大学で学ぶべきこと」「3人生における大学」からなります。

中谷彰宏『大学時代にしなければならない50のこと』ダイヤモンド社、1000円
中谷彰宏『大学時代に出会わなければならない50人』ダイヤモンド社、1000円

とにかく面白いし、刺激的です。
書いてあることをそのまま実行すると困るようなこともありますが、
いろいろなヒントが山のように隠されています。
文章も短く、本を読むのが嫌いな人でも読めそうな本です。


  2.学習(授業・勉強)全般

松原健司編『大学生活サバイバル術』研成社、1800円
大学生になってとまどっている人に最適の本です。
「1大学はどのようなところか」「2学習計画を立てる」「3授業に参加する」
「4ノートを作成する」「5レポートを作成する」「6図書館を利用する」
「7インターネットを使う」「8Microsoft Power Pointによるプレゼンテーション」
「9大学で何をしていったらよいのか」
からなります。

藤田哲也編著『大学基礎講座』北大路書店、1900円
内容は上の本とほぼ同じですが、少々ハイレベルです。
「1ノートの取り方1」「2ノートの取り方2」
「3テキストの読み方1」「4テキストの読み方2」
「5図書館の利用1」「6図書館の利用2」
「7レポートの書き方1」「8レポートの書き方2」
からなります。

学習技術研究会編『知へのステップ』くろしお出版、1900円
これも内容は上の本とほぼ同じですが、
独習することも考えられており、
練習問題がついているなどの配慮があります。
「1スタディ・スキルズとは」「2ノート・テイキング」「3リーディングの基本スキル」
「4より深いリーディングのために」「5大学図書館における情報収集」
「6インターネットによる情報収集」「7情報の整理」「8アカデミック・ライティングの基本スキル」
「9効果的なアカデミック・ライティング」「10パソコンによるライティング・スキル」
「11プレゼンテーデョンの基本スキル」「12わかりやすいプレゼンテーションのために」
からなります。

A・W・コーンハウザー『大学で勉強する方法』玉川大学出版部、971円
本文はわずか70ページほど。
正直、971円でも高いのでは?と思える薄い本です。
とはいえ、内容は充実しており、
勉強するためのポイントが、基本からしっかりと明記されています。
厚い本が苦手な学生でも、十分に読みこなすことができるでしょう。
「1勉強にはどんな意味があるか」
「2効率的な勉強のためにまず何が必要か」
「3集中するための好ましい条件とは何か」
「4勉強のためのシステムと継続性をどう作るか」
「5読み方を効率的にするにはどうするか」
「6どう聴けばよいか、ノートをどうとるか」
「7記憶力を高めるにはどうすべきか」
「8知識の詰め込みに意味はないか、試験はどう受けるべきか」
「9あなたの知識を使えるようにする」
「10効果的な勉強のためのルール:まとめ」からなります。


  3.話す≒プレゼンテーション

伝えること、表現することが苦手が学生が増えています。
そんな時代、プレゼンテーションは非常に大切な技術です。

田村尚『プレゼンテーションの技術』TBSブリタニカ、971円
タイトルに「〜技術」とありますが、
技術よりも「ハート」、心構え、考え方を論じた本です。
薄い本で、とてもやさしく読めます。
「1なぜプレゼンテーションなのか」「2プレゼンテーションはドラマだ」
「3プレゼンテーションは技術だ」「4プレゼンテーションは気づきだ」
「5これであなたも名プレゼンター」からなります。

上村和美他『プラクティカル・プレゼンテーション』くろしお出版、1400円
タイトルの通り、非常にプラクティカルな本です。
具体的な場面でのプレゼンテーションの仕方を、
懇切丁寧に説明してくれています。
「1クラスメートを紹介しよう」「2セルフチェックをしよう」「3国際空港の中を説明しよう!」
「4同窓会の幹事をしよう」「5レシートのコンテンツを発表しよう!」「6ポスターを作ろう!」
「7レジュメを作ろう!」「8一年間をふりかえそう!」「9国際会議場の使用プランをたてよう!」
「10コメント・質問をしよう!」からなります。

竹内一郎『人は見た目が9割』新潮新書、680円
1.人は見た目で判断する
2.仕草の法則
3.女の嘘が見破れない理由
4.マンガの伝達力
5.日本人は無口なおしゃべり
6.色と匂いに出でにけり
7.良い間、悪い間、抜けてる間
8.トイレの距離、恋愛の距離
9.舞台は人生だ
10.行儀作法もメッセージ
11.顔色をうかがおう


  4.書く

浜田麻里他『論文ワークブック』くろしお出版、1997年、2500円
「論文の書き方」と称する本は山ほどありますが、
豊富な実例(それも「初心者が書いてしまいそうな実例」)とともに、
たくさんの練習問題(その解答)がついているという、非常に珍しい本です。
初心者でも(根気があれば)最後まで読み進めることができます。

本多勝一『日本語の作文技術』朝日文庫、1982円、540円
いわゆる「名文」(流れるような文章)ではなく、
読む側にとって「わかりやすい文章」「誤解されにくい文章」のあり方を追究した本です。
著者の新聞記者としての経験をもとに、読点の打ち方や修飾語の位置などが、
豊富な具体例とともに解説されています。

斎藤孝『学術論文の技法(第二版)』日本エディタースクール出版部、1998、1500円
論文を書くための参考書として、最も評価の高い本の一つです。
本格的なレポートを書こうとする人にとっても非常に参考になります。

藤沢晃治『「分かりやすい文章」の技術』講談社ブルーバックス、800円
1.「分かりにくい文章」がいっぱい!
2.「分かりやすい文章」とはどんな文章か
3.趣旨を素早く伝える「構成の技術」
4.読む気にさせる「レイアウトの技術」
5.読み手を同意させる「説得の技術」
6.趣旨をスムーズに伝える「センテンスの技術」
7.文章をなめらかにする「推敲の技術」
8.分かりやすい文章」のためのチェック・リスト



  5.説明・説得・理解
(*レトリック、ディベート、議論については別のページを用意しています。)

藤沢晃治『「分かりやすい表現」の技術』講談社ブルーバックス、1999年、800円
大変身近なところから、「分かりにくい表現」の実例、
その改善例を豊富にとりそろえてあります。
我々の周囲の表現が、いかに分かりにくいかを示し、
それが改善できるということを説明するのに便利な本です。
「なぜ分かりにくいのか」を考察した上で、
「分かりやすい表現」のルールを解説しています。

藤沢晃治『分かりやすい図解コミュニケーション術』講談社+α新書、800円
1.図解とは何か
2.理解の仕組み
3.図解の作成手順
4.図解コミュニケーション「七つの秘伝」

藤沢晃治『理解する技術』PHP新書、720円
プロローグ:こんな経験はありませんか?
1.アウトプットしながら情報収集する
2.分かりにくい文章から意味を読み取るには
3.文章から情報を読み取る基本テクニック
4.情報を手っ取り早くつかむテクニック
5.図表を作りながら読むテクニック
6.記憶力を高めるテクニック
7.情報にだまされないテクニック
8.一夜漬けで乗り切る勉強テクニック
9.職場の情報収集テクニック
10.人から情報を得るテクニック
・効率的な情報受信のポイント

藤沢晃治『「伝える」技術 ルール10』講談社、952円
Part0 「伝える」技術・ルール10
Part1 クイズで覚える「分かりやすい」伝え方
Part2 「分かる」とはどういうことか
Part3 「話して伝える」技術・ルール10
Part4 「書いて伝える」技術・ルール10
Part5 「図表で伝える」技術・ルール10

小野田博一『論理的に説得する方法』日本実業出版社、1300円
1.説得の基本
2.説得するための5つのステップ
3.説得力のあるメッセージのつくり方
4.説得力ある主張をするための30のポイント
5.下手な論じ方とよい論じ方



  6.その他

藤沢晃治『頭の悪い人々』三笠書房、1300円
序:何が頭のよしあしを決めるのか
1.気づかない人
2.自分がない人
3.頭が固い人
4.未熟な人
5.人のいい人
6.バカになれない人

小野田博一『論理的に考える方法』日本実業出版社、1998年、1300円
「論理学的」ではなく、「日常生活における論理的」な思考・表現を扱っています。
著者のユーモアが随所にちりばめられており、クイズなどを交えながら、
楽しく、わかりやすく説明されています。
同じ著者、同じ出版社の本として、『論理的に書く方法』『論理的に話す方法』
『論理的な作文・小論文を書く方法』などもあります。

小林康夫、船曳建夫編『知の技法』東京大学出版会、1994年、1500円
言わずと知れた東大の基礎演習サブ・テキストです。このうち第V部表現の技術は、非常に有益です。中でもレジュメの書き方などは、通常はほとんど目にすることもない貴重なものです。

宮田昇『学術論文のための著作権Q&A―著作権法に則った「論文作法」(新訂版)』東海大学出版会、1400円
学術論文の著作権基礎知識
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