TOP > 四日市地域の一斉大気汚染調査(NO2濃度測定)結果の報告(2011/04/04)

四日市地域の一斉大気汚染調査(NO2濃度測定)結果(2011/04/04)

 四日市大学大気汚染調査研究会(代表:武本行正)は平成22年12月に四日市周辺のNO2濃度の一斉観測を実施しました。観測の概要を以下に示します。
 四日市大学大気汚染調査研究会としては、今回の調査により、幹線道路沿線が高濃度であることなど、四日市周辺のNO2濃度分布の大まかな傾向を知ることができたと考えています。また、地域の方々や教育機関との協働作業により調査を実施できたことにも大きな意義があったと考えています。研究会としては、今後も観測を継続して経年変化などを調査するとともに、コンビナートの影響や他の大気汚染(浮遊微粒子、オキシダントなど)の状況についても検討してゆく計画です。

観測概要
観測日時 平成22年12月7日午前7時〜8日午前7時(±1時間の誤差あり)
観測時間 24時間
観測地点 四日市周辺615地点
観測方法 天谷式カプセルを用いた簡易法
気象状況 天候 曇(6日)、曇(7日)、晴(8日)
風向 北西または北北西
風速 1.5m/s〜4.1m/s (四日市日永測定局)
観測参加組織 四日市ウミガメ保存会、磯津環境学校、四日市大学エコ活動、四日市商業高校、
四日市中央工業高校、四日市農芸高校
資金提供 NPO環境市民大学よっかいち、四日市大学


観測結果の説明
 観測地点毎の濃度を図1に、またこのデータを1kmメッシュで平均したものを図2に示します。図2で丸印のない場所には測定値がありません。測定値の最大は0.0520ppm、最小は0.0028ppmでした。この最大値は四日市市納屋町の国道23号線沿線の地点で得られたもので、近くの納屋測定局(三重県の一般環境測定局)の年平均値は常に県の基準(0.02ppm以下)を超過しており、今回の観測でも同様の汚染状況が確認されました。
 図1から、高濃度の値は主要道路(東名阪自動車道、国道1号線、国道23号線、ミルクロードなど)沿いに集中しており、この原因は主にディーゼル車の影響と考えられます。また、北から南下してくる1号線と23号線沿いの汚染が、164号線(四日市中心部で1号線と23号線を結ぶ)と25号線(塩浜地区と小古曽を結ぶ)を経由して、1号線の石薬師近辺の汚染へと繋がっていく様子が観察されました。四日市を離れて南下する23号線は測定点がないこともありますが、トラックの通行量は減少することから、鈴鹿川を以南では汚染は減るとみられます。

四日大エコ活動が学長賞を受賞しました

図1 測定地点毎のNO2濃度(色は濃度区分を表し、直径は濃度に比例)

四日大エコ活動が学長賞を受賞しました

図2 NO2濃度の水平分布(1kmメッシュ)(色は濃度区分を表し、直径は濃度に比例)



大学ニュース


資料請求

各種お問い合わせ先


ページトップへ


四日市大学 〒512-8512 三重県四日市市萱生町1200