TOP > 伊勢湾海洋調査実習を実施しました。(2011/07/26)

伊勢湾海洋調査実習を実施しました。(2011/07/26)

 

 四日市大学は三重大学生物資源学部の練習船勢水丸を共同利用した伊勢湾海洋調査実習を行いました。本実習は、本格的な海洋調査を学生に体験させたいという本学環境情報学部の希望と、大学間連携・地域貢献活動の強化拡大を目指す三重大学の方針が一致して実現したもので、今年度で3回目となります。
 実習は7月23日(土)から25日(月)までの日程(2泊3日)で行われ、環境情報学部生21名、総合政策学部生1名、支援スタッフ1名(環境情報学部卒業生・鈴村貴幸君)、引率教員2名(高橋正昭教授、千葉賢教授)の合計25名が参加しました。
 松阪港(勢水丸の母港)を出港後、伊勢湾を東向きに横断的に走行し、翌日は名古屋港沖から南向きに縦断的に走行して、その間に流動・水質・底質・生物(プランクトン、ベントス)を詳しく調査しました。台風6号の通過後で、これまでの伊勢湾の様子とは少し異なった部分もありましたが、伊勢湾の中央部は例年通り非常に大きな範囲で貧酸素化しており、また、海底のベントス種類と量は非常に少なく、学生達は強い印象を受けた様子でした。
 内田船長から出港にあたり「三重大生と同じように指導する」とのご挨拶をいただき、その後、乗組員の方々から、的確で丁寧で厳しいご指導をいただきました。四日市大学生達は、勢水丸の最新鋭の機器を用いた海洋観測を体験するともに、朝のラジオ体操、船内清掃、食事当番、観測機器の清掃などの練習船としての活動もしっかりこなしました。
 今年は、学生達が楽しみにしている釣果もあり、アジや仔サバなどがかなり釣れました。実習に参加した学生達からは、「非常に楽しかった。」「大変充実していた。」「とても勉強になった。」「食事がおいしかった。」との声が聞かれました。
 来年度以降も、この実習は継続する予定となっています。


松阪港出港前に勢水丸の前で記念撮影
松阪港出港前に勢水丸の前で記念撮影
学生はライフジャケットをつけ、ヘルメットをかぶり、自分達の作業位置について、松阪港を出港した。
学生はライフジャケットをつけ、ヘルメットをかぶり、
自分達の作業位置について、松阪港を出港した。
環境情報学部卒業生である鈴村貴幸君(写真左、緑色の作業服、現・岐阜大学大学院博士課程3年生)が乗船し、海洋調査実習を支援してくれた。
環境情報学部卒業生である鈴村貴幸君(写真左、
緑色の作業服、現・岐阜大学大学院博士課程3年生)が
乗船し、海洋調査実習を支援してくれた。
採水して、溶存酸素濃度を調べる学生。
採水して、溶存酸素濃度を調べる学生
船橋(ブリッジ)では、気象観測データの記録方法を中里航海士から教わった。
船橋(ブリッジ)では、気象観測データの記録方法を
中里航海士から教わった
大学の実験室で硫化物などの分析を行うために、海底の泥を採取してポリビンに詰めた。何回も行ううちに、作業にも慣れてきた。
大学の実験室で硫化物などの分析を行うために、海底の泥を
採取してポリビンに詰めた。何回も行ううちに、作業にも慣れてきた。
柱状採泥し、深度毎の酸化還元電位も調べた。
柱状採泥し、深度毎の酸化還元電位も調べた。
バンドーン採水器の操作方法を、勢水丸のスタッフの方々から教わった。
バンドーン採水器の操作方法を、
勢水丸のスタッフの方々から教わった。
多項目水質計の操作方法も2回目には覚え、学生達だけで観測した。
多項目水質計の操作方法も2回目には覚え、
学生達だけで観測した。
船首は最も気持ちの良い場所。大海原を背に記念撮影。
船首は最も気持ちの良い場所。大海原を背に記念撮影
船上における楽しみのひとつは食事だ。勢水丸の食事はおいしいことで評判。今日はコロッケだ。食事の配膳、後片付けと食器洗いは学生達の仕事で、実習の一部。
船上における楽しみのひとつは食事だ。勢水丸の食事は
おいしいことで評判。今日はコロッケだ。食事の配膳、
後片付けと食器洗いは学生達の仕事で、実習の一部。
食事の後はミーティング。観測データを図表にして、伊勢湾の水質の特徴を学んだ。写真中央は支援スタッフの鈴村貴幸君。右端は高橋正昭教授。
食事の後はミーティング。観測データを図表にして、
伊勢湾の水質の特徴を学んだ。
写真中央は支援スタッフの鈴村貴幸君。右端は高橋正昭教授。
学生達は昼間の観測で疲れ、眠さと戦いながらも、熱心に学習した。
学生達は昼間の観測で疲れ、眠さと戦いながらも、
熱心に学習した。
観測の休憩時間に、学生達同志で伊勢湾の環境悪化の原因を議論する姿もあった。
観測の休憩時間に、学生達同志で伊勢湾の
環境悪化の原因を議論する姿もあった。
自由時間の釣りは学生達の楽しみ。今年はアジや仔サバが釣れたので盛り上がった。釣れない時は、タモアミを持ち出して、果敢に魚に立ち向かった。野生に帰るのも、自然相手の実習ならでは。
自由時間の釣りは学生達の楽しみ。
今年はアジや仔サバが釣れたので盛り上がった。
釣れない時は、タモアミを持ち出して、果敢に魚に立ち向かった。
野生に帰るのも、自然相手の実習ならでは。
全員しっかり起床して、6時半のラジオ体操も元気に行った。
全員しっかり起床して、6時半のラジオ体操も元気に行った。
船内掃除も学生の仕事。慣れないトイレ掃除にはとまどったが、一生懸命働いた。
船内掃除も学生の仕事。慣れないトイレ掃除には
とまどったが、一生懸命働いた。
マルチネットでプランクトンを捕集した。
マルチネットでプランクトンを捕集した。
海底生物の採取は、学生達の最も興味のある調査。今年は生物種類と生物量が少なかった。伊勢湾口近くでクルマエビが1匹採れ、歓声が上がった。
海底生物の採取は、学生達の最も興味のある調査。
今年は生物種類と生物量が少なかった。
伊勢湾口近くでクルマエビが1匹採れ、歓声が上がった。
最終日の下船後、勢水丸の船尾近くで記念撮影した。内田船長(最後列左から4人目)、前川航海士(最前列左から2人目)、中村航海士(最後列左から1番目)にも写真に加わっていただいた。
最終日の下船後、勢水丸の船尾近くで記念撮影した。
内田船長(最後列左から4人目)、前川航海士
(最前列左から2人目)、中村航海士(最後列左から1番目)
にも写真に加わっていただいた。
   

 

 


 

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