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津高等学校1年生に出張講義


 7月25日午後、津高校1年生22名に対して、本学環境情報学部の新田義孝教授が「東京電力福島第一原子力発電所事故への対応:科学的判断に基づかなかったことの損失を考えよう」と題して90分の講義を行いました。
 講義の冒頭に、情報や出来事の理解は出来る限り客観的でありたいが、その人の経験や立場に左右されること、そして教授自身が37年間電気事業の研究所で「良質の電気を停電させることなく顧客に届けるための研究」を行ってきたとの説明がありました。ご自身の講義を客観的に聞いて欲しいという思いで語られたようです。
 その上で新田教授は、低線量放射線の健康影響に対する「放射線医学」の知識が対策に十分に取り入れられていないこと、チェルノブイリ事故25年後にロシア政府が出した報告書に「汚染区域を必要以上に厳格に規定した法律で社会的、経済的、精神的な影響を何倍も大きくさせた」と記載されているのに日本政府は考慮しなかったこと、原子力代替電源としての自然エネルギー供給量については限界があること、電気事業者には供給責任があることなどを指摘されました。
 新田教授は高校生に意見を求める形式で講義を進めましたが、高校生もそれに応えて多数の疑問や意見をぶつけ、活気のある講義となりました。


【活発に手があがる講義風景】

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