top > topics
地元農家から米の寄贈をいただきました
 
  3月27日、近隣農家の方から留学生に対して350kgの米の寄贈がありました。
 寄贈者は、藤原町在住の阿部聡さん。阿部さんは、20周年開学記念植樹の新聞記事で四日市大学の留学生のことを知りました。思っていたよりも多くの留学生が学んでいることに驚き、この経済状況の悪い中、生活に追われている留学生に何か協力できないかと考えたのが、今回の寄贈のきっかけだそうです。
 いただいた米の品種はコシヒカリ(特別栽培米)で、三重県の地域ブランドである「御輿野神田米」です。極力農薬を使わない方法で栽培しており、三重県の「安心食材」として認定されている、おいしく安全なお米です。
 お米を受け取りに伺った6名の留学生代表者たちは、山と積まれたお米を前に嬉しそうでした。「お金で買えない、温かい心に感動しました」と、グェン・ディン・ソンさんがお礼の挨拶をし、阿部さんから「頑張ってください」と激励の言葉をいただきました。
 いただいたお米をどう分けるかについては、6名が意見を出し合いました。その結果、120kgを学生食堂に寄贈して「ご飯無料デー」(4月16日)を開催することで、阿部さんのお志を大学全体に知ってもらおうということになりました。残りは、留学生の新1年生を中心に、分けることにしました。
 阿部さんには学長名で感謝状をお贈りしました。これを機に、今後も引き続き交流を深めたいと考えています。
   

ページTOPへ