留学生進学ガイダンスを開催しました
7月16日(木)、大学院進学を希望する留学生を対象に「留学生進学ガイダンス」が開催され、約20名の学生・教職員が集まりました。この日、指導にお越しいただいたのは、昨年度もご講演いただいた名古屋大学大学院経済学研究科講師の土井康裕先生です。
土井先生は同研究科の留学生専門教育教員として、留学生の進学や就職などについて現場で指導され、最新の情報に詳しいだけでなく、今後の展望や活動についても詳しい研究をしておられます。
ガイダンスはまず、土井先生が参加した学生たちに「大学院に進学して、何を研究したいか」という質問から始まり、その答に対して、先生から学生ひとりひとりにご意見をいただきました。「まだまだ、ですね」と厳しくも的確なコメントに、参加者の気持ちは、いっぺんに引き締まったようです。
その後、大学院進学に際して最も重要なことは「どの分野の研究をするのか具体的に定め、その分野のプロになるという強い気持ちがあること」だと述べられ、それを教員の立場・学生の立場の両面から説明されました。
入学試験や、試験に向けての資格取得や英語の学習の必要性などについて、具体的なアドバイスがありました。また、大学院卒院後の日本企業での就職についてもお話があり、日本企業の考え方についても現実的なご意見を述べられた後、卒院後の進路も踏まえて進学を考えるようにという、真に学生の身になっての助言をいただきました。
最後の質疑応答の時間には、「留学生が一般入試を受けることについてはどうか?」「卒論についてのアドバイスを」など活発な質問があり、時間が足りなくなるほどの熱気でした。
今日のガイダンスは、参加者たちは自分の進路希望をきちんと見直し、進学に向けて新たな気持ちで取り組む良い機会となったようです。

ガイダンスの様子 |

土井康裕先生 |
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