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四日市市民大学に参加しました

 四日市市が主催する「四日市市民大学」の講座のひとつである「多文化共生の扉を開く」に、本学留学生5名が招かれ、受講者である市民の方と懇談しました。
 このコースは、本学総合政策学部の松井真理子教授が代表を務める、特定非営利活動法人市民社会研究所が企画運営したものです。本学留学生は、全5回のうちの最終回である10月2日に参加しました。

 当日は、加納光留学生支援センター長による講演「全国的にみた留学生の受入れ状況と四日市大学における状況」の後、松井教授の進行で、留学生が壇上で自己紹介をしたり、市民からの質問に答えたりしました。「日本で学ぶ中で、母国のために、ということを意識するか」「中国のひとりっ子政策をどう思うか」「生活費や学費はどのように賄っているのか」「子供のころ、習い事をしたか」などの質問に、留学生は自分の知識の範囲で、ひとつひとつ丁寧に答えました。「母国だけでなく日本を第二のふるさととして、両国の発展に尽くしたい」「国籍ではなく、ひとりの人間として人の役に立ちたい」「母国の人は日本に対して良い印象を持っていないが、実際に日本に来たら四日市の人は本当に親切だ」など、留学生ならではの国際的な視野からの発言が次々にあり、多くの意見が活発に飛び交いました。「インドネシアでは水泳は義務教育なので、全員が習わなくてはならない」という発言には、参加した市民だけでなく留学生たちからも「へえーっ」と声が上がりました。日本との違いだけでなく、留学生同士の出身国の習慣の違いも新鮮だったようです。

 懇談会の最後に、留学生たちは「ありがとうございました」と一斉に頭を下げ、地域の方との交流の機会をいただいたことに感謝の気持ちを表していました。

 今回、参加した留学生は次のとおり。
 * MDホック・モビヌルさん(バングラデシュ・メディアコミュニケーション学科4年生)
 * シン・ジェイルさん(韓国・経済学科3年生)
 * シャ・タンタンさん(中国・経営学科3年生)
 * ユディ・ヌガラハさん(インドネシア・総合政策学科3年生)
 * エン キョウダンさん(中国・総合政策学科2年生)

感謝状贈呈式
受賞者あいさつ
感謝状贈呈式
受賞者あいさつ
記念撮影
 

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