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パネルディスカッションとグループディスカッションを開催しました

 10月23日、国際交流企画「多文化共生社会を考える」プログラム第2弾として、パネルディスカッションとグループディスカッションを開催しました。
 パネルディスカッションでは富田与教授の基調講演「70億人時代の多文化共生―国際交流から『地球社会の形成』へ―」があり、その後、パネリストによる意見交換がありました。国籍という単位に加え、世代や階層間の問題、国際交流という観点を超え、地球全体という大きな単位で社会をとらえるべきではないかという問題提起がある一方、現実に日々の課題は地元中心の小さな単位になることが多いなど、多様な方面から意見が出されました。
 続くグループディスカッションでは7チームに分かれ、あらかじめ示されたテーマについてそれぞれ話し合いました。テーマは「留学以外の目的で日本に入国する意味」、「世界の高校や大学の相違点」「日本に住む外国人に知らせるべきルール」など、広い範囲で提起されました。
 「普段、考えたこともないようなテーマについて考える機会になった」「刺激になった」「学内で、多様な立場の人が50人も集まる機会は貴重だ」など、前向きな意見が多く聞かれました。
 この問題について結論を出すことは容易ではありませんが、未来の世界を担う学生たちが中心となり、自分たち自身の社会を考える機会として意味がある企画であればと思います。

 パネルディスカッション
 コーディネーター  岩崎恭典 総合政策学部教授
 パネリスト  富田与 経済学部教授
 千葉賢 環境情報学部教授
 小林慶太郎 総合政策学部准教授

「多文化共生社会を考える」ディスカッションを開催しました 「多文化共生社会を考える」ディスカッションを開催しました
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