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「留学生年忘れ交流会」を開催しました

 2011年12月10日、四日市大学の留学生や日本人学生、学内外で留学生がお世話になっている方々が集まり、盛大に「年忘れ交流会」を開催しました。このイベントは国際交流を目的としたもので、留学生や日本人学生たちが国籍や学年、性別を超えて一体となり、参加してくださった皆様と懇親を深めるためのイベントです。
 また、このイベントは、留学生支援センターが実施してきた「多文化共生社会を考える」プログラムの報告会も兼ねており、グループディスカッションで意見交換した結果を7つのチームが順番にプレゼンテーションしました。
 当日は、学内外から約150人のご参加をいただきました。宗村南男学長の挨拶に続いて、閻暁丹留学生会長(総合政策学科3年生)が、日頃、留学生を支えてくださる多くの方々への感謝の気持ちを述べ、その支援を支えに、皆で助け合って引き続き努力しようと呼びかけました。
 プレゼンテーションでは、多様な報告がありました。各国の学校システムを比較して「良いところばかりを集めたら、勉学意欲は上がるのか?」と新たなテーマを投げかけるもの、さらに「公共の場所では日本語を話し、母語話者同士では母国語を話すべき」、「『ごみ収集日』を『ごみを集める日』と改めたほうがわかりやすい」など、多くの興味深い意見が発表されました。
 その後、暁高校国際交流クラブによる「秋田:竿灯祭」の紹介、ベトナムのダンス、クイズ、英語劇「宇宙の歴史」などが続き、最後は「世界でひとつだけの花」を全員で合唱して、第一部の幕を閉じました。
 続く第二部は餅つきで開会し、豚汁や餅、フルーツなどを囲んで語らいました。餅つきは男子学生が次々に杵を持ち、日本のお正月気分を味わっていました。福引クイズでは、賞品をめぐってジャンケンが始まり、盛り上がりました。最後は、国籍の異なる留学生3名による三三七拍子で、来年への夢と目標をつなぎ、盛況の裡に閉会しました。
 この日のために、ダンスや歌など、練習を重ねた学生たちも「終わったらあっと言う間だった」「またやりたい」と口々に話していました。参加してくださった方からも「楽しかった」「留学生とゆっくり話せてよかった」という意見をいただき、この日の交流を楽しんでいただけたようでした。
 この日の様子は中日新聞に掲載され、また、CTYよっかいちでも放映される予定です。



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