top >
留学生対象進路ガイダンス

 5月30日に、3年生の留学生全員を対象とする進路ガイダンスを行いました。これは、卒業後の進路を定めるに当たり、日本社会特有の仕組みがあることを理解し、真剣に自らの将来を考え、準備を始めるための最初のステップです。当日は、約60人の対象者のほぼ全員が集まり、真剣に耳を傾ける様子が見られました。
 ガイダンスは、岩崎恭典副学長と加納光留学生支援委員長の挨拶で始まりました。続いて佐藤信行キャリアサポート課長による講演では、「早い段階で進路希望を定めることが重要。希望を決める時期が遅いとうまくいかないことが多い」という強いメッセージがありました。
 卒業生の講演では、講師の輝静さん(2010年3月経済学部卒業)が、日本社会で仕事をする中での経験談を語ってくださいました。「外国人留学生が日本で仕事をするときに、日本人と母国人との間で、中立の立場をとることが極めて大切」など、本人自身の体験ならではの説得力のある内容で、講演後は次々に質問が飛びました。
 その後、希望進路ごとにグループに分かれ、少人数での相談を行いました。「良いところがあれば就職したい」などの意見に「良いところとはどういう会社か?」など具体的に堀下げながら、ディスカッションを進めました。
 この日のガイダンスで進路を定めた学生もありました。参加者が少しでも早く希望を定め、それに向かって十分な準備と活動を進めることの重要性を理解したことを期待します。



ページTOPへ