top >
「スリランカの文化に学ぶ」小学生に母国を紹介しました

 留学生支援センターでは、今年度も桑名市の深谷教育集会所主催の企画である母国紹介に協力しており、12月7日にスリランカ紹介を行いました。これはカンボジア、ミャンマーに続き今年度3回目で、最終回です。今回の講師は、ディラン・ペレーラさん(経済学部1年生)とチャトラ・マドゥシャーンさん(環境情報学部1年生)の2人です。
 当日参加された13名の小学生とその保護者の方と、まずお互いに自己紹介。続いて、スリランカのことばの説明や、クイズで楽しみました。「スリランカでは満月の日は、学校も会社も休み」など、日本とは異なる習慣に子供たちはびっくりしていました。
 その後、グラウンドに移動してクリケット体験。スリランカで最も人気のあるスポーツです。子供が使えるラケットやポールは日本にはないので、ディランさんとチャトラさんの手作りです。最初は尻ごみしていた女の子たちも、他の参加者の楽しそうな状況につりこまれ、「打ちたい」「投げたい」と盛り上がりました。2人の留学生は子供たちに投げ方を教えたり、上手な男の子とは本気で勝負したり、本人達も久しぶりのクリケットを楽しみました。
 最後は「キリバット」というココナツミルクで炊いたミルクライスと、チャトラさんのお母さんがスリランカから送ってくれた紅茶を皆でいただきながら歓談。また、ティーバックとスリランカの切手を、参加者全員にプレゼントとしてお配りしました。子供達へのメッセージを求められた2人は「勉強は大変だけれど、必ず役に立つからがんばって。スリランカにも遊びに来てください」と答えました。
 大学にいるときとはまた違う、生き生きとした表情で母国を語ったディランさんとチャトラさん。この日の体験は、小学生の皆さんに海外の国に興味を持っていただくだけでなく、講師の留学生にとっても母国を見直す貴重な機会となりました。
 深谷教育集会所の皆様、1年間、有難うございました。


 
 

ページTOPへ