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「インドネシアの文化を学ぶ」小学生に母国を紹介しました

 2014年11月29日、桑名市の深谷教育集会所において「Kizuki―インドネシアの文化を学ぶ」と題して国際交流活動が実施されました。これは桑名市が実施する教育プログラムの一環で、留学生が行う企画として、今年度は8月の中国に引き続き実施されました。今回講師役を務めたのは、本学のインドネシア出身留学生レイノルド ジャヤ ブティマンさん(経済学部2年生)、イフサン ヌルディンさん(経済学部1年生)です。
 当日は、15名の小学生と保護者の方の参加がありました。最初に、子供たちからの自己紹介があり、インドネシアの言葉であるインドネシア語で挨拶の練習をしました。次に、地図でインドネシアの場所、国旗の意味や人口、面積なども日本と比較しながら学びました。
そして、インドネシアでの日本の有名人やアニメ、インドネシアの植物や動物、世界遺産などクイズ形式で紹介し、子供たちが元気に手を挙げ答えていました。また、インドネシアは、イスラム教徒が80%を占めており学校で自分の宗教を学ぶことや、インドネシアのことわざを、インドネシアで日本は「桜の国」と呼ばれていること、電化製品が有名であることを紹介しました。その後、「インドネシアのじゃんけん」や「ガラ」という日本の鬼ごっこような遊びを全員で行い、大いに盛り上がりました。遊びの後、インドネシアのお菓子「クルプックウダン」(エビせんべい)「インドネシアのクッキー」「スクロー」(豆のお菓子)「インドネシアのバームクーヘン」を美味しくいただきました。
 最後に、レイノルドさん、イフサンさんが「将来は、会社を経営したいと思っています。皆さんも、自分の夢は決してあきらめないでください」と呼びかけました。「子供たちにインドネシアのことを紹介したり、遊んだり、お菓子を食べたりして楽しかった。また、このような機会があったらぜひ参加したい」と笑顔で語っていました。
 今回の経験を通して、小学生の皆さんに海外の国に興味を持っていただくだけでなく、レイノルドさん、イフサンさんにとっても母国を見直す貴重な機会となりました。

  

 

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