top >
「ミャンマーの文化を学ぶ」小学生に母国を紹介しました

 2015年1月14日、桑名市の長島教育集会所において「国際教室~ミャンマーの文化を学ぶ」と題して国際交流が実施されました。これは、桑名市が実施する教育プログラムの一環で、留学生が行う企画として、今年度は6月のスリランカ、11月のベトナムに引き続き実施されました。今回講師役を務めたのは、本学のミャンマー出身留学生ヤンナインミョーさん(環境情報学部3年生)です。
 当日は15名の小学生の参加がありました。まず、子供たちとミャンマーの母語であるビルマ語で「ミンガラーバ」(こんにちは)と元気よく挨拶をしました。ヤンナインミョーさんは自己紹介のあと、世界地図を見せながらミャンマーがどこにあるのか、国旗の意味や宗教、パゴダなどの遺跡について説明しました。また、ミャンマーでは名前は生まれた曜日によって使用される文字が決められていることを紹介すると、子供たちは皆、驚いた様子で聞き入っていました。そして、民族衣装や風習、料理についてクイズ形式で出題すると、ほとんどの子供たちが全問正解し、これにはヤンナインミョーさんもびっくり。事前に集会所の先生から学んだことをしっかりと覚えていたことにヤンナインミョーさんも感心していました。
 ヤンナインミョーさんはこの日、ミャンマーのお金や人形、楽器のおもちゃ、教科書なども持参し、子供たちは自由に手に取って見ていました。また、民族衣装の試着には、全員が「着たい!着たい!」と手を挙げ、順番待ちが出るほどでした。最後に民族衣装を着た子供たちと一緒に写真撮影。皆、満面の笑みを浮かべながら、今日の交流会を終了しました。次回は、子供たちと一緒に日本のタコ焼きに似たミャンマーのお菓子「モン・リンマヤ」を作る予定です。
 ヤンナインミョーさんは、「今日は楽しかった。次回もミャンマーのお菓子を作りながら、子供たちにミャンマーのことを教えたい」と、意欲を見せていました。大学卒業後は、日本で就職することを目指しているヤンナインミョーさんにとって、今回のような経験が大いにいかされることを期待します。


 
 

ページTOPへ