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「ベトナムの文化を学ぶ」小学生に母国を紹介しました

 2015年6月13日。桑名市の深谷教育集会所において「人権ひろばKizuki~ベトナムの文化を学ぶ」と題して国際交流活動が実施されました。これは桑名市が実施する教育プログラムの一環で、留学生が行う企画として、昨年度に引き続き実施されました。今回講師役を務めたのは、本学のベトナム出身留学生チャン クォック タンさん(経済学部2年生)、ズォン ティ リーさん(環境情報学部2年生)です。
 当日は、24名の小学生と14名の保護者の方の参加がありました。最初に、ベトナムの言葉であるベトナム語で挨拶の練習をしました。次に、地図でベトナムの場所、国旗の意味や人口、面積など日本と比較しながら学びました。またタンさんの出身であるニャンチャンは海がとても綺麗な観光地であること、リーさんの出身地あるヴィンフックは日系企業がたくさん進出していること、世界遺産のハロン湾、ホイアン、民族衣装のアオザイの意味は「長いシャツ」であることなどを紹介しました。そして、ベトナムの学校の様子をクイズ形式で紹介し、子供たちが元気に手を挙げていました。その後「ベトナムのじゃんけん」や「バンビー」というビー玉を使った遊びを全員で行い、大いに盛り上がりました。遊びの後、リーさんお手製のベトナムのお菓子「チェー」を美味しくいただきました。
 最後に、タンさん、リーさんが日本について「日本人はとてもやさしいし、街がとても綺麗です」と、また今一番大事にしていることについては「健康と両親。ベトナムにいた時は全く気づかなかったけれど、日本に来て分かりました」と話しました。そして「緊張したけれど、子供たちにベトナムのことを紹介できてよかった。楽しかった。また、このような機会があったらぜひ参加したい」と笑顔で語っていました。
 今回の経験を通して、小学生の皆さんに海外の国に興味を持っていただくだけでなく、タンさん、リーさんにとっても母国を見直す貴重な機会となりました。


 

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