top >

卒業生のスピーチが日本語のテキストに引用されました

 2012年に開催された「第53回外国人による日本語弁論大会」で、主催団体特別賞を受賞した田野(デンヤ)さん(中国出身、2014年3月卒業)のスピーチが、日本語のテキスト「日本語読み書きのたね」(2015年7月5日発刊)に引用されました。
 このテキストは、主に地域の日本語教室で学ぶ外国人学習者が、読む力、書く力をつけることを目的として出版されました。テキストには、「ピカピカ」というタイトルで紹介されています。「トイレから垣間見た日本人の心」というタイトルで始まるこのスピーチは、植村花菜の「トイレの神様」の歌声からはじまり、アルバイト先で経験した「日本のサービス」から「日本人の心」について考えた内容でした。
田野さんは現在、名古屋大学大学院環境学研究科に進学し、日本の将来と中国の将来を見据え、精力的に勉学を続けているようです。今後の田野さんの活躍に期待するとともに、社会の一翼を担うような人材に成長してほしいと願います。



ページTOPへ