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三重県主催の多文化理解イベントに出展しました

 2016年12月4日、多文化理解イベント「Hand in Hand2016~五感で楽しむ国際交流~」に、本学留学生がブースを出展しました。
 この企画は、国際交流や多文化共生に関わりのある大学や財団、NPO団体が主になり毎年実施されているもので、グローバルな人材育成を意識しながら、子どもの頃から世界の様々な文化に触れる機会を増やしたいと企画されました。会場には、多くの子どもとその親御さんが来場されました。本学は、「アジアの学校を見てみよう!」をテーマに、劉麗麗(リュウレイレイ)さん(経済学部4年)が、中国の教育制度や小学校の様子などを写真と文で紹介しました。アニメのワンピースは中国でも人気だと紹介すると目を輝かせて話を聞く子ども、恥ずかしそうに中国語で挨拶する子ども、チャイナ服を着て大喜びする子ども、どの子どもたちも劉さんを通して知る「中国」に、興味と関心を抱いたようでした。
 会場にはメインステージが設けられ、日本人高校生による三味線演奏、フィリピンの方による伝統の踊りなどが披露されました。また、三重大学の学生らによる世界の国旗カルタ遊び、茶道を体験できるブース、親子向けワークショップや世界の遊びやゲームを楽しめるブースもあり、子供たちのはしゃぎ声や笑い声が多く聞かれました。
 最後に、ジャズバンドの演奏で「上を向いて歩こう」を全員で歌い、楽しかった一日に幕を下ろしました。参加した劉さんは、「中国に興味のある方がたくさんいらして驚いた。子どもたちに興味を持ってもらってよかった。」と、交流の架け橋という大役を終えて安堵した様子でした。日本企業への就職も決まり、来年4月には新社会人となる劉さん、今後も様々な機会を通じて国際交流の輪を広げ、活躍してくれることを願います。



  
 

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