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いなべ市三里保育園で国際交流を行いました

 2017年2月6日、いなべ市国際交流協会の事業で、三里保育園においてベトナムの文化を紹介し交流を行いました。いなべ市国際交流協会では、次世代を担う子どもたちの国際感覚を伸ばすために、日頃から保育園、小中学校などで外国人講師を招き、交流を行っています。三里保育園には、現在約80名の園児が通っています。園児の中には、ベトナムやスリランカ、ブラジル出身者もおり、国際色豊かな保育園です。今回講師を務めたのは、本学のベトナム出身留学生グェン・ティ・ゴック・ユンさん、チャン・チィ・スァン・ロックさん、ディン・ティ・タオ・ズエンさんの3人です。
 当日、ステージのある大きな部屋に招かれた3人は、最初にベトナムの伝統的な民族衣装アオザイを着て踊りを披露しました。故郷のことを歌った「que huong(クゥエーフーン)」の音楽に合わせ華麗に舞った3人に、園児たちや先生方から「綺麗!」と歓声と拍手が沸き起こりました。踊りを終え、次にベトナム語の紹介をしました。「シンチャオ!」、これはベトナム語で「こんにちは」や「おはようございます」などを意味します。そして、お母さん、先生などの言葉を、チャンさんが「1、2、3!」と掛け声をかけ全員で練習をしました。ズエンさんは、ベトナムの保育園の一日を紹介し、日本と変わらないベトナムの園児たちの写真を見ながら、先生から数字の言い方を教えてほしいとリクエストもありました。ユンさんは、ベトナムで有名な日本のものを紹介し、ポケモンや妖怪ウォッチなどの写真がスクリーンに写し出されると、園児たちが大きな声でそれぞれの名前を呼び、会場は大歓声に包まれました。最後は、全員でベトナムのお遊戯をして記念撮影。園児たちは、ロックさん、ズエンさん、ユンさんに駆け寄りハイタッチしたり抱きついたりと、とても嬉しそうでした。「また来てね」と園児から声を掛けられ、3人も園児らとの別れが名残惜しそうでした。
 そして、「最初は子どもの数が多くてビックリし緊張したが、とても楽しかった。子どもは可愛い。」と話しながら、美味しい給食のカレーライスを頂きました。また、園児たちがとてもお行儀が良く、保育園のしつけや教育がしっかりしていることにも感心したようです。元気な子どもと触れ合い、留学生らも元気をもらったことでしょう。子どもは国の宝、それは世界共通であることを認識した一日でした。
 いなべ市国際交流協会の皆様、三里保育園の皆様、ありがとうございました。そして、ご馳走様でした。カームオン!

【本学参加留学生】
グェン・ティ・ゴック・ユン(経済学部3年、ベトナム出身)
チャン・チィ・スァン・ロック(経済学部3年、ベトナム出身)
ディン・ティ・タオ・ズエン(経済学部3年、ベトナム出身)




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