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「DiscoverJapan」の贈呈式を実施しました

 「宗村南男記念‐留学生による日本再発見の旅」の受賞者が決まり、その贈呈式を7月14日(金)に実施しました。
 これは、留学生の中では「DiscoverJapan」の通称で知られています。留学生が夏休みを利用して日本国内を旅する企画をチーム単位で提出し、その内容が優れたチームに贈られるものです。日本の自然、豊かな伝統文化、地域の人たちとのふれあいの中で、自分自身の生きがいを見つけ、心の底に潜んでいる可能性を発見する機会を推進するもので、企画実施後は、実施内容を写真とレポートにまとめて提出します。
 今回は4チームの応募があり、日本の伝統や歴史をじっくり学ぶものから、漁業体験などユニークな発想のものなど、どれも熱心に考えた様子が伺える優れた内容のものばかりでした。その中で選ばれたのは、中国出身の3人が企画した、京都を訪ねる旅です。
 日本にいるなら一度は京都を訪ねたい、日本を理解したいという気持ちがよく表れている企画は、計画性に富み、国際交流の要素があり、歴史や文化への関心の高さがうかがえるという点で高い評価を受けました。神社仏閣の拝観のほか、着物を着ての散策、伝統工芸体験など、京都ならではの内容となっています。日頃、勉強やアルバイトに追われ、旅行する余裕などない留学生にとっては、有意義で貴重な時間となるでしょう。この旅の計画・実施に当たって、互いに協力することで友情を深めた3人は、平素と違った環境で新しい出会いや体験をすることでしょう。
 贈呈式では、岩崎学長から賞状と補助金を手渡され、「おめでとう。この『DiscoverJapan』は、『宗村南男記念』と冠が付いている。これは、故宗村南男学長の意思を継いで実施しているもので、この旅行の意義をよく考え、しっかりと頑張って有意義なものにしてください。そして、京都で美味しいものを一杯食べてきてください。但し、とても暑いので体調には気をつけて。」と、優しく力強い言葉で受賞者たちを讃えました。最後に、岩崎学長、小林副学長、富田支援委員長と一緒に記念撮影。受賞者たちは、この旅の重みを感じながら、盛夏の京都に思いを馳せたことでしょう。
 今回の受賞者は次のとおりです。

学部
学科
学年
氏名
国籍
目的地
期間
環境情報
環境情報
2年
チョウ トクイ
張 徳偉
中国
京都
8月7日~
8月10日
(3泊4日)
経済
経済経営
2年
リュウ キョウ
劉 嬌
中国
環境情報
環境情報
4年
チョウ タンコウ
張 丹紅
中国



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