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「インドネシアの文化を学ぶ」小学生に母国を紹介しました

 2019年6月15日桑名市の深谷教育集会所において、「人権ひろばKizuki~インドネシアの文化を学ぶ」と題して国際交流活動が実施されました。これは桑名市が実施する教育プログラムの一環で、留学生が行う企画として、昨年度に引き続き実施されました。今回講師役を務めたのは、本学のインドネシア出身留学生アリオ ジェッキ ヘリ ヌグロホさん(環境情報学部3年生)です。
 当日は、17名の小学生と10名の保護者の方の参加がありました。最初に、インドネシアの言葉であるインドネシア語で挨拶の練習をしました。次に、地図でインドネシアの場所、国旗の意味や人口、面積など日本と比較しながら学びました。次に食べ物や世界遺産に登録されている、ボロブドゥル寺院やブランバナン寺院を写真を使って紹介しました。また、JKT48のメンバーに日本人もいて大人気であること、ドラえもん、クレヨンしんちゃん、キャプテン翼が有名であること、日本食は、牛丼やうどんが有名であること、故郷ジョグジャカルタは日本企業が多いためスーパーでも日本語が書かれているなど紹介すると驚きの声が上がっていました。そして、小学校の授業時間が90分で、休み時間がないこと、お昼休み後はおいのりの時間があるなどインドネシアの学校の様子をクイズ形式で紹介し、子供たちが元気に手を挙げていました。その後、ジェッキさんがギター演奏し、みんなでドラえもんの歌を歌い、インドネシアじゃんけんをしました。そして、クルプックウダン(えびせんべい)をみんなで試食しました。
 最後に、「これから法律が代わり、外国人が増えてくると思います。そして皆さんは、色々な国に人と交流することになると思います。文化の違いを理解し、人種差別をしない、お互い過ごしやすい社会を作りましょう。」と子供たちに呼びかけました。そして「緊張したけれど、子供たちにインドネシアのことを紹介できてよかった。楽しかった。」と笑顔で語っていました。  今回の経験を通して、小学生の皆さんに海外の国に興味を持っていただくだけでなく、ジェッキさんにとっても母国を見直す貴重な機会となりました。  



 

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