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DiscoverJapan授与式を実施しました


第16回「宗村南男記念‐留学生による日本再発見の旅」(補助金)の受賞者が決まり、その授与式を12月22日(火)に実施しました。
これは、留学生の中では「DiscoverJapan」の通称で知られています。毎年、留学生が夏休みを利用して日本国内を旅する企画をチーム単位で提出し、その内容が優れたチームに贈られるものです。今年は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け実施が延期され、この春休みに行われることになりました。日本の自然、豊かな伝統文化、地域の人たちとのふれあいの中で、自分自身の生きがいを見つけ、心の底に潜んでいる可能性を発見する機会を推進するもので、企画実施後は、実施内容を写真とレポートにまとめて提出します。  
今回3チームの応募があり、どれも熱心に考えた様子が伺える内容でした。その中から選ばれたのは、中国出身の1年生2人が企画した「京都・奈良」を訪ねる2泊3日の旅です。古都京都・奈良には、世界文化遺産として多くの文化財が登録されています。中国から仏教が伝来したことで影響を受けたそれらの建造物の魅力を知り、伝統的文化を学ぶことがこの旅の目的です。また旅行後は、旅行日記を作成し、より多くの外国人に日本の文化を紹介することを予定しています。
この旅の計画・実施にあたって、互いに協力することで友情を深めた2人は、平素と違った環境で新しい出会いや体験をすることでしょう。講義がオンラインとなり、大学に入学したものの友人を作る機会も少なかった2020年、日本を旅することなど想像もしなかった留学生にとっては、特別な思い出として心に残ることでしょう。  
奨学金は岩崎学長から手渡され、「第16回目のこの『DiscoverJapan』には、『宗村南男記念』という冠が付いている。これは前宗村学長の意志を継いで行われており大変意義のあるものです。その意味をよく理解し、京都・奈良というオーソドックスな日本文化を十分学んできてください。気を付けて行ってきてください。」と、初めて古都を旅する1年生二人を気遣いながら讃えました。
最後に、岩崎学長と一緒に記念撮影。受賞者たちは、この奨学金の重みをかみ締めながら、真冬の京都、奈良に思いを馳せていました。
今回の受賞者は次の通りです。

学部 学科 学年 氏 名 国籍 目的地
環境情報 環境情報 1年 姚 寅
ヨウ イン
中国 京都・奈良
環境情報 環境情報 1年 雍 錦晟
ヨウ キンセイ
中国




  

 

 

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