• 2021.07.8

「カンボジアの文化を学ぶ」小学生に母国を紹介しました

2021年7月3日桑名市の深谷教育集会所において、「人権ひろばKizuki~カンボジアの文化を学ぶ」と題して国際交流活動が実施されました。これは桑名市が実施する教育プログラムの一環で、留学生が行う企画として、毎年実施されていましたが、昨年は新型コロナウィルスの影響で中止となったため2年ぶりの開催となりました。今回講師役を務めたのは、本学のカンボジア出身留学生クッチ チュンリーさん(総合政策学部3年生)です。

 当日は、14名の小学生と9名の保護者の方の参加がありました。最初に、カンボジアの公用語であるクメール語で挨拶の練習をしました。次に、地図でカンボジアの場所、国旗の意味を学びました。次に食べ物や世界遺産に登録されているアンコールワットの写真を使って紹介しました。また、鬼滅の刃、ドラえもん、ONE PIECEが有名であること、日本食は、お寿司や和菓子が有名であること、首都プノンペンにはイオンモールがあることを紹介すると驚きの声が上がっていました。そして、小学校は午前か午後だけ、学年があがるのに試験があること、学校内に売店がありお弁当やお菓子、飲み物が売っていることなどカンボジアの学校の様子をクイズ形式で紹介し、子供たちが元気に手を挙げていました。その後、クッチさんが子供のころ遊んでいたゲームをみんなでしました。クッチさんがそれぞれの机を回って一緒にゲームをすると子供たちはとても喜んでいました。

 ゲームをした後はクッチさんが日本に来て感じたことなどを話しました。日本に来て麺類を食べるときにズルズルとみんなが音をたてて食べていたのでとても驚いた話をするとみんな笑っていました。楽しい時間はあっという間に過ぎてみなさん「楽しかった」と言って帰っていかれました。クッチさんは「緊張したけれど、子供たちにカンボジアのことを紹介できてよかった。楽しかった。」と笑顔で語っていました。今回の経験を通して、小学生の皆さんに海外の国に興味を持っていただくだけでなく、クッチさんにとっても母国を見直す貴重な機会となりました。

交流活動の様子交流活動の様子交流活動の様子交流活動の様子交流活動の様子交流活動の様子

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