総合政策学部
総合政策学科
総合政策学部の特色はフィールドワークを多く取り入れた実践的な学びのスタイルにあります。経済・経営・行政・政策などのほか、文化や歴史、社会現象について幅広く学び、社会や企業が直面する課題について考え行動することで、判断力、行動力と豊かな人間性を育みます。また、変化の激しい時代に対応できる民間企業の経営感覚も身に付けた公務員や、自社の利益だけでなく社会全体の利益をも視野に入れた立案・行動のできるビジネスパーソンなど、新しい時代が求める人材を育成します
経営戦略専攻/公共政策専攻/人文社会専攻
 
  • 企業経営
  • ビジネス戦略
  • 金融・会計
地域企業との関係を活かした実践的な学びを特色とし、地元企業との連携演習、簿記・マネジメント、事業計画立案のための経営・財務など、専門知識の修得科目も充実しています。
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  • 公務員
  • ボランティア
  • 地域貢献
公務員や公益法人、社会貢献が必要とされている一般企業などで地域や社会に貢献したい学生のためのカリキュラムが充実。フィールドワークを含む実践的な学びを通じて問題発見・解決力を養います。
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  • 文化・歴史
  • 社会
  • 文学
文学や歴史、アニメ・マンガ・ライトノベルなどのサブカルチャー、地域の文化遺産、そして、グローバル化や格差社会といった様々な社会現象など多種多様な題材を扱い、取材や調査などを交え、行動的・実践的に学びます。
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MESSAGE
未来への挑戦が、
学びになる

総合政策学部では、課題解決の方法や考え方を学びます。現代社会に横たわる様々な問題を考えるために、多彩なフィールドワークによって実践的に学ぶ三つの専攻を用意しています。「経営戦略専攻」では、企業や団体と連携して現実の課題に取り組み、ビジネスの世界で活躍する人材を養成します。「公共政策専攻」では、四日市市など近隣自治体とのつながりを活かし、まちづくりの現場に参加して公務員や地域に貢献するリーダーを育成します。「人文社会専攻」では、世界の文化に触れ、対話とコミュニケーションの力を磨き、文化の発信者となる人を育てます。未来に向かって色々な可能性を試そうとする挑戦のなかに、総合政策学部の学びがあります。

学部長 三田 泰雅 教授

SPECIAL PROGRAM
 
公務員養成プログラム
プログラムの内容について
大手就職予備校に匹敵する、充実の時間数!
公務員試験対策科目として開講している10科目の学修時間は、合計14,400分(試験を含む)。
大手就職予備校が実施している公務員試験対策講座にも匹敵する充実した内容とボリュームになっています。
正規のカリキュラムなので、無理なく学べる!
10科目の公務員試験対策科目は、いずれも四日市大学の正規の講義科目。通常の講義の中で学べるため余分な費用もかからず、効果的に無理なく学修を進めることができ、部活動やアルバイトなどとの両立も可能で、充実した大学生活が送れます。
行政・政策などの知識を広げる、豊富な関連科目群!
公務員試験対策科目以外でも、全学共通教育科目で、法学・政治学・経済学などの公務員として必要な基礎知識を身につけていくことができます。また、総合政策学部の専門教育科目には、都市政策、行政法、行政学、地方自治論など、公務員として活躍する際に役立つ関連する科目も豊富に用意されています。
公務員養成専門の担当教員を配置!
公務員養成プログラムを一層効果的なものにするため、公務員養成の実績ゆたかな教員を担当教員に配置しています。
公務員試験特有の「判断推理」、「数的推理」等を担当するほか、講義外での勉強会なども実施しています。
社会で活躍する卒業生紹介
四日市市役所 勤務
田端 文音さん
(2021年 総合政策学部卒業)

地域を題材にしたさまざまな学びの経験が貴重な財産に。

現在私は、四日市市役所で地域の文化振興や文化財の保存などを担当する「シティプロモーション部文化課」に所属。地域の伝統芸能を紹介するイベント「郷土が誇る芸能大会」をはじめ、さまざまな文化振興イベントの企画・運営や、市民の方々が企画している催しを市が後援する際の申請審査などを行っています。私は在学中、ゼミや授業に加え、大学が推進する地域の課外活動にも積極的に参加していました。なかでもこれからの四日市のまちづくりについて考える四日市総合計画策定委員会に参加した経験は、この仕事を志すきっかけにもなりました。また、大四日市まつりで大入道の山車を曳くなど、地域を知ることができるたくさんの経験を積み重ねたことが、現在の仕事にとても役に立っています。何の意味があるのかわからないようなことでも、積極的に取り組んだことが、今の自分を助けてくれる貴重な財産になったと感じています。

公務員合格への道のり
ユニークな科目の紹介

試験対策科目である10科目以外でも、一般教養科目で法学・政治学・経済学などの知識を身につけていくことができます。また、地域と社会や、まちづくり、制作の理論などに関連する科目も豊富に用意されています。

行政法
四日市市役所で現役の公務員として働いている本学の卒業生を講師として迎え、公務員として実際に仕事をするうえで法律などがどのように関係してくるのか、現場の具体的な事例を通して学びます。
鉄道とまちづくり
地元、四日市市を走る三岐鉄道を素材として、その経営戦略を具体的に学ぶとともに、今後の超高齢社会の中で、地域の交通はどうあるべきか、そのために企業だけではなく地方自治体や我々住民はどうあるべきかを学びます。
祭りとまちづくり
四日市のシンボルともいえる「大入道」を取り上げ、その組立てや運搬作業を手伝いながら、文化財保存の意義や苦労、課題等を学びます。
公務員養成プログラムを
サポートする主な教授陣

これらの教授陣が、授業時間以外にも、きめ細かく学生をサポート。分からないことがあった時つまづきかけた時に、いつでも質問できるから、挫折することなく実力をアップできます。

鬼頭浩文 教授
鬼頭ゼミ卒業生は、市役所・消防・警察・自衛隊などの公務員をはじめ、銀行、広告代理店、保険会社などの民間企業など、第1希望の就職を決める学生が多い。ゼミでは、常に実践を意識し、フィールドワーク、被災地支援や地域防災への貢献などの活動も行っている。
小林慶太郎 教授
各地の市役所の職員研修の講師を務めるなど、公務員の事情に明るい。四日市市公契約審議会会長、三重県教育改革推進会議会長などの多数の公職のかたわら、ご当地グルメを活かしてまちおこしを進める目的で四日市市役所の職員らと設立した「四日市とんてき協会」の代表も務める。
高田晴美 教授
大学院で宇宙物理学を専攻した後、日本文学の博士号を取得したマルチな専門性の持ち主。公務員養成講座のプロとして、プログラム作成や大学での指導を行ってきた経歴を活かし、公務員養成プログラム全体を統括するとともに、学生へのきめ細やかな個別指導も行う。
公務員試験対策科目

四日市大学で公務員試験対策科目として開講されている10科目は、いずれも卒業単位に含むことのできる正規の講義科目です。
そのため、余分な負担を伴うことなく、効果的に無理なく学修を進めることができ、部活動やアルバイトなどとの両立も可能で、充実した大学生活を送ることができます。なお、開講されている10科目の学修時間は、合計14,400分(試験を含む)。
その内容やボリュームは、大手就職予備校が実施している公務員試験対策講座に匹敵する内容となっています。

科目名 年次 時間数(分) 大手就職予備校などでの
対応する学習内容
公務のための各授業冒頭 - 400 オリエンテーション
公務のための数的推理 1年次前期 1,400 数的推理 数的推理
基本演習
公務のための判断推理 1年次後期 1,400 判断推理
空間資料
基本演習
公務のための英文理解 3年次後期 1,400 英文 文章理解
基本演習
公務のための現代文 1年次後期 1,400 古文・漢文
現代文
基本演習
公務のための経済学 2年次前期 1,400 経済 社会科学
基本演習
公務のための政治学 2年次前期 1,400 政治学
基本演習
公務のための法学 2年次後期 1,400 法学
基本演習
<専門教育科目対応> - 社会
基本演習
公務のための人文科学 2年次後期 1,400 日本史 人文科学
世界史
地理
思想・文芸
基本演習
公務のための自然科学 3年次前期 1,400 物理 自然科学
化学
生物
地学
数学
基本演習
公務のための論文·面接 4年次前期 1,400 論文・作文対策
面接試験対策
合計 14,400
公務員試験勉強会

将来、公務員を希望する学生を対象に、正規の講義とは別に、公務員試験勉強会を実施しています。
公務員試験に精通している教授陣から、試験勉強のテクニックなどきめ細かな個人指導が受けられます。

関連する豊富な科目群(一連)

試験対策科目以外にも、法学・政治学・経済学などの教養を身につけていくことができる科目や、地方自治論・都市政策などの公務員(自治体職員)として働いていくうえで不可欠な知識を身につけることのできる関連科目も、豊富に用意されています。

【全学共通教育】
日本国憲法 法学 経済学 社会学 政治学 人権論 社会福祉概論 地域防災
【学部専門教育科目】
地方自治論 行政法 現代財政学 行政学 政策法務 コミュニティ論 NPO論 マイノリティ政策 環境政策 都市政策 政策過程論
【総合科目】
食とまちづくり 祭りとまちづくり 鉄道とまちづくり 地方議会論
公務員の種類

公務員は、国家公務員と地方公務員の2つに大きく分けられます。 国家公務員というと、国土交通省や厚生労働省などの中央省庁の役人をイメージするかもしれませんが、映画「海猿」で有名になった海上保安官や自衛隊員なども国家公務員の一種です。また、地方の営林署や税務署の職員なども国家公務員になります。 一方、地方公務員には、県庁や市役所の職員のほか、警察官や消防士等があります。

主な公務員の仕事
市役所職員
市役所(あるいは町役場・村役場)は、実に様々な仕事を行っています。
上下水道、ゴミ処理、学校整備、道路、公園、保健、福祉・・・
この世に生まれてから死ぬまで毎日、朝起きてから夜寝るまで、私たちは、ありとあらゆる場面で、市町村などの地方自治体に支えられて、暮らしています。そうした私たちの暮らしを支える仕事を担っていくのが、市役所職員などの仕事なのです。
警察官
「お巡りさん」といったイメージから、交番や駐在所に勤務し、パトロールなどを行っている印象が強いと思いますが、犯罪捜査や交通指導、災害時の警備などの仕事も行っています。
消防士
「火消し」のイメージが強い消防士ですが、消火以外にも、救急や災害予防などの仕事も行っています。
公務員以外の資格対策講座
秘書技能検定
社会人に求められる一般常識やマナー、言葉遣い、IT機器の操作に関する知識から、接客、スケジューリング、文書作成まで、幅広い分野を学びます。
本学ではこの他にも、簿記検定、TOEIC、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)、販売士など多数の資格対策講座を開講しています。
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