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2022年度四日市大学地域連携フォーラムが、3月4日(土)13時から311教室にて開催されました。
最初に、岩崎恭典学長・研究機構長より、特定プロジェクト研究の概要と意義についての開会挨拶がありました。
次に、本学が組織的に推進する特定プロジェクト研究3件の成果報告があり、その概要は以下のとおりです。
特定プロジェクト研究名 | 「北勢地域における森林価値再発掘と里山圏資源循環モデルの構築」 |
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研究代表者 | 廣住 豊一(環境情報学部准教授) |
研究概要 | 森林価値を再発掘するために森林での野生生物の生息の実態および里山圏における獣害を報告する。また、里山荒廃の要因である放置竹林問題の対策として、竹林間伐により得られた竹粉の農業利用に関する可能性に言及する。 |
報告の様子 | ![]() ![]() |
特定プロジェクト研究名 | 「地域を拓く未来企業に関する研究」 |
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研究代表者 | 岡 良浩(総合政策学部准教授) |
研究概要 |
昨年度は、四日市地域を牽引する中小企業である株式会社伊藤製作所および株式会社スエヒロEPMの社長にインタビューし、両社に共通する経営革新のエッセンスを考察した。今年度は、4名の若手経営者に着目し、研究対象とした。次年度は、雇用満足度調査・経営理念の明文化・社会貢献活動等調査項目を精査し、アンケートを実施する予定である。 |
報告の様子 | ![]() ![]() |
特定プロジェクト研究名 | 「AIを用いた予測・分類システムの開発」 |
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研究代表者 | 片山 清和(環境情報学部准教授) |
研究概要 |
SDGsの目標9の「産業と技術革新の基盤を作ろう」に注視し、AIを用いて、食品ロス削減、水質改善および外来生物駆除を目指している。当イベントでは外来生物駆除に照準を当て、判定制度の検証および外来生物報告アプリについて説明する。 |
報告の様子 | ![]() ![]() |
ご来場の皆様は活発に質問され、アンケートの結果からも概ね満足されたようです。
本学は、地域住民の方々と連携し、地域課題の解決に今後も取組みます。