9月3日(水)に令和7年度 前学期「Good Practice賞」の表彰式を挙行しました。
「Good Practice賞」とは学生を対象に実施した授業改善アンケート等の結果に基づき、評価の高かった優れた授業や取り組みに対して学長が学長裁量経費により表彰するものです。今回受賞された先生は次のとおりです。
受賞者
○古山 歩 特任准教授(環境情報学部)
【授賞理由】
担当科目「海洋生物学」および「データサイエンスⅠ」が、授業改善アンケートの回答者20人以上かつ回答率80%以上の科目中で、「授業・教員について」の設問(①~⑧)の回答平均値が4.5以上で高い評価を得たこと。
【授業の取り組みと工夫】
古山先生は、本学で「データサイエンスⅠ」や「海洋生物学」を担当しています。
授業では科目ごとに特性に応じた工夫を行っており、「データサイエンスⅠ」では計算やパソコン作業が中心となるため、授業内での解説 → 課題 → 小テスト → 解説というサイクルを徹底。学生がつまずきやすいポイントを丁寧にフォローする仕組みを取り入れています。
また「海洋生物学」では、実物を通じた学びを重視。魚のホルマリン標本やウミガメ・鳥類の骨などを持参し、学生が普段触れることの少ない標本を実際に観察する機会を提供しました。授業内での解剖実演も行い、印象深い体験型授業を展開しています。
こうした取り組みが学生に支持され、今回の受賞につながりました。古山先生は「まだ改善の余地は多いが、学生に評価してもらえたことは非常に嬉しい。後期や来年度に向け、さらにより良い授業を目指したい」と今後の抱負を語っています。
《表彰式の様子》
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左から古山先生、喜岡学長 |
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古山先生 |
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左から古山先生、喜岡学長 |
本学では、今後も教育改善・改革を推進するために、教員の優れた取り組みを顕彰し、より質の高い教育を実践してまいります。