• 2021.12.16

DiscoverJapan授与式を実施しました

第17回「宗村南男記念‐留学生による日本再発見の旅」(補助金)の受賞者が決まり、その授与式を12月15日(水)に実施しました。
これは、留学生の中では「DiscoverJapan」の通称で知られています。毎年、留学生が夏休みを利用して日本国内を旅する企画をチーム単位で提出し、その内容が優れたチームに贈られるものですが、今年も昨年に引き続き、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け実施が延期され、この冬休み、春休みに行われることになりました。日本の自然、豊かな伝統文化、地域の人たちとのふれあいの中で、自分自身の生きがいを見つけ、心の底に潜んでいる可能性を発見する機会を推進するもので、企画実施後は、実施内容を写真とレポートにまとめて提出します。
今回4チームの応募があり、どれも熱心に考えた様子が伺える内容でした。その中から選ばれたのは、インドネシア出身とミャンマー出身の3年生二人が企画した「広島・山口」を訪ねる3泊4日の旅です。木組みの橋の錦帯橋では日本の伝統技術に触れ、世界文化遺産の厳島神社では自然と融合した社殿の魅力を知り、また、原爆ドームや大和ミュージアムでは戦争の歴史を学び平和について考えることが、この旅の目的です。
この旅の計画・実施にあたって、互いに協力することで友情を深め、平素と違った環境で新しい出会いや体験をすることでしょう。コロナ禍で、日本を旅することなど想像もしなかった留学生にとっては、特別な思い出として心に残ることでしょう。
岩崎学長から賞状と目録が手渡され、「第17回目のこの『DiscoverJapan』には、『宗村南男記念』という冠が付いている。これは前宗村学長の意志を継いで行われており大変意義のあるものです。コロナ禍で大変ですが、実施出来たら、しっかり見て学んできてください。広島は魚やお好み焼きなど美味しいものがたくさんあるので、ぜひ食べてきてください。おめでとう。」と、国籍を超えて友情を深めた二人に温かい言葉をかけていただきました。
また、小林副学長からは、厳島神社の満潮干潮の様子を見られることは貴重な体験だから、しっかり観察してくるようにとのお話がありました。
最後に、岩崎学長、小林副学長、加納支援委員長と一緒に記念撮影。受賞者たちは、この奨学金の重みをかみ締めながら、広島・山口の地に思いを馳せていました。
今回の受賞者は次のとおりです。

 

学部 学科 学年 氏 名 国籍 目的地
環境情報 環境情報 3年

ハキマ ラーマ ヤニ

HAKIMAH RAHMA YANI

インドネシア 広島・山口
環境情報 環境情報 3年

ワ ワ ヌェ

WAH WAH NWE

ミャンマー

 

授与風景

学長激励

記念撮影

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