• 2022.07.5

「ベトナムの文化を学ぶ」小学生に母国を紹介しました

2022年7月2日、桑名市の深谷教育集会所において、「人権ひろばKizuki~ベトナムの文化を学ぶ~」と題して国際交流活動が実施されました。これは桑名市が実施する教育プログラムの一環で、留学生が行う企画として開催しています。今回講師役を務めたのは、本学のベトナム出身留学生グエン テイ テウイ チヤンさん(総合政策学部3年生)です。
当日は、18名の小学生と10名の保護者の方、3名の先生の参加がありました。最初に、ベトナム語で挨拶の練習をしました。次に、ベトナムの国旗や首都を確認した後、ベトナムにある日本のものを紹介しました。イオンモールや100円ショップのダイソーがあること、有名な人は羽生結弦選手、日本のアニメであるドラえもんやONE PIECE、名探偵コナンが人気であることを紹介すると、驚きの声が上がっていました。日本食は、お寿司やお茶が有名であること、また桜が有名であることも紹介しました。そして、小学校は午前中だけ、学年があがるのに試験があること、学校内に売店があり、お菓子や飲み物が売っていることなどベトナムの学校の様子をクイズ形式で紹介し、子どもたちが元気に手を挙げていました。また、ベトナムで有名な料理であるバインミーや生春巻き、フォーをスライドで紹介し、チヤンさんが高校やお正月などの祭日で着用していた民族衣装のアオザイを、実際に持ってきて紹介しました。その後、チヤンさんが子どものころ遊んでいたゲームをみんなでしました。チヤンさんがそれぞれの机を回って一緒にゲームをすると、子どもたちはとても喜んでいました。
ゲームをした後は、チヤンさんが日本に来て感じたことなどを話しました。日本人は、すぐに「すみません」や「ごめんなさい」と言うので、変であると話をすると、みんな思い当たる節があるようで、頷いていました。楽しい時間はあっという間に過ぎて、みなさん「楽しかった」と言って帰っていかれました。チヤンさんは「緊張したけれど、子どもたちにベトナムのことを紹介できてよかった。楽しかった。」と笑顔で語っていました。今回の経験を通して、小学生の皆さんに海外の国に興味を持っていただくだけでなく、チヤンさんにとっても母国を見直す貴重な機会となりました。

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