• 2023.07.20

「ミャンマーの文化を学ぶ」小学生に母国を紹介しました

2023年7月15日、桑名市の深谷教育集会所において、「人権ひろばKizuki~ミャンマーの文化を学ぶ~」と題して国際交流活動が実施されました。これは桑名市が実施する教育プログラムの一環で、留学生が行う企画として開催しています。今回講師役を務めたのは、本学のミャンマー出身留学生ピョ タンダー チョーさん(総合政策学部3年生)です。
当日は、12名の小学生と11名の保護者の参加がありました。最初に、ビルマ語で挨拶の練習をしました。次に、ミャンマーの国旗や首都を確認した後、ミャンマーにある日本のものを紹介しました。イオンモールや回転寿司があること、日本のアニメであるドラえもんやONE PIECE、鬼滅の刃が人気であることを紹介すると、驚きの声が上がっていました。日本食は、お寿司や天ぷらが有名であること、また富士山や東京ディズニーランドが有名であることも紹介しました。そして、小学校は学年があがるのに試験があること、学校内に売店があり、お菓子や飲み物が売っていること、小学校からお菓子をもらえることなどミャンマーの学校の様子をクイズ形式で紹介し、子どもたちが元気に手を挙げていました。また、ミャンマーで有名な料理であるモヒンガーやベーヒン、ラペットゥをスライドで紹介し、チョーさんが民族衣装のロンジーを、実際に持ってきて紹介しました。その後、チョーさんがミャンマーで遊んでいた遊びをみんなでしました。一つ目は、シュウェスーンニュオというミャンマーの鬼ごっこ、二つ目は、ボーロゥレッシンカンというボール遊びをしました。
遊びをした後は、チョーさんが日本に来て感じたことなどを話しました。ミャンマーでは日本のように年配の方は働かないこと、地域にもよるが、日本はご近所付き合いが少ないことを話し、みなさん真剣に聞いていました。楽しい時間はあっという間に過ぎて、みなさん「楽しかった」と言って帰っていかれました。チョーさんは「緊張したけれど、子どもたちにミャンマーのことを紹介できてよかった。楽しかった。」と笑顔で語っていました。今回の経験を通して、小学生の皆さんに海外の国に興味を持っていただくだけでなく、チョーさんにとっても母国を見直す貴重な機会となりました。

 

Back to Site Top