日本学生支援機構貸与型奨学金は、卒業後、必ず返さなければなりません。貸与奨学生は、常に「借りている」という意識を持って、有意義な学生生活を送ってください。自分たちが借りているお金は、先輩奨学生が返したお金であり、卒業後は自分が返す側になり、その返還金は後輩が借りる原資になるということを理解しておきましょう。
日本学生支援機構給付型奨学金は、学業成績・家計基準により定期的に審査があります。給付奨学生には授業料等減免の修学支援制度も適用されます。給付奨学生であることを自覚して、しっかり学業に励みましょう。

出願と採用

入学前に在学する学校(高校など)にて出願し、奨学生候補者として予約し、入学後に奨学生に採用される(予約採用)と、入学後に出願し、奨学生に採用される制度(在学採用)があります。

在学採用

在学採用についての資料配布・説明日時等は、ユニバーサルパスポートおよび掲示にてお知らせします。

採用者説明

採用された学生には、採用者説明資料(奨学生のしおり、奨学生証、返還誓約書、誓約書等)の配布等を実施します。日時等はユニバーサルパスポートおよび掲示にて連絡します。
返還誓約書、誓約書等は必要な添付書類をそろえて期限までに提出してください。提出期限を守れない場合は、奨学金の振込みが保留されますので、ご注意ください。なお、提出をしない場合は、奨学生の資格がないものとして採用を取り消され、それまでに振り込まれた奨学金を即時返還しなければなりません。

日本学生支援機構奨学金の年間スケジュール

時期 内容
4月 予約採用者説明
在学採用申込説明(給付・貸与)
5月~ 採用者説明
10月 返還説明
在学採用申込説明(給付・二次募集があれば貸与)
12月 継続説明
3月~4月 適格認定処置通知
  • 詳しい日時等は、ユニバーサルパスポートおよび掲示にて連絡します。

採用後の振り込みについて

原則として毎月11日が振込み日となります。4月と5月のみ異なり、4月は21日、5月は16日となります。(祝祭日と重なる場合は、前営業日となります)

継続手続きについて

1~3年生の奨学生は、毎年12月頃に「奨学金継続願」をインターネットにて提出します。継続手続き書類の配布、説明については、ユニバーサルパスポートおよび掲示にて連絡します。

適格認定について

日本学生支援機構の奨学金は、人物、経済状況、学修状況から奨学生として採用された後も引き続き適格性を有しているか否か等を確認し、学業成績、家計基準等に応じて継続審査が行われます。これが適格認定で、奨学生本人が継続願を提出した後に実施されます。
適格認定には『継続』・『警告』・『停止』・『廃止』という4つの判定があります。
卒業延期が確定した時点で『廃止』となるなど、取得単位数や出席率により判定されますので、しっかり学業に励んでください。

  • 個々の適格認定についての照会には一切応じられません。

返還手続きについて

4年生を対象に、10月に返還手続き説明を行います。提出した返還誓約書をもとに発行された返還確認票と返還のてびき、口座振替加入申込書を配布しますので、期限までに口座振替の手続きをしてください。
卒業後の返還は、この口座振替加入申込書で手続きした口座から行います。実際に支払いが開始されるのは、貸与終了月から7ヶ月目からとなり、3月分までの貸与者の場合、第1回目の口座振替は翌10月からとなります。
4年生の貸与終了月である3月に貸与金額の全額もしくは一部を返還すると第2種奨学金の場合その部分のみ無利息で返還が可能です。希望者は2月頃、スカラネットパーソナルから手続きをすることになります。

休学、退学について

休学や退学を考える場合は、同時に奨学金の手続きも必要となります。教学課で、奨学生であることを必ず申し出てください。

住所変更について

学生本人や連帯保証人、保証人、本人以外の連絡先へ登録した方が住所変更した場合も手続きが必要です。教学課で申し出てください。

最後に

いろいろな手続きは、奨学生のしおりや日本学生支援機構奨学金のホームページに詳しく掲載されています。内容や手続きをよく理解し、必要な手続きは期限までに行うことが大事です。疑問に思うことや不安に思うことがあれば、教学課までご相談ください。

問合せ先

四日市大学 教学課 TEL 059-365-6599
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